山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

バトンの恐怖の理由

そうだ、忘れないうちに書いておこう。

数日前のこと。

夕方からバトンの様子がおかしくなり、なんだかソワソワウロウロした挙げ句に薪置場の下に潜り込んでいました。

雨が激しいときとか、夏の日中に蒸し暑いときとかに潜り込むことはあるんですけど、この時は潜り込んだ理由がわからなくて。

「ワシの耳には聞こえてないけど、遠くで雷鳴でも鳴っているんだろうか?」

と思いまして。

「バトン、家に入る?」

と誘いましたら速攻で家の中に駆け込んできました。

 

※バトンは外が好きなので基本、外犬なんですが、天候が激しかったり本犬が家の中に入りたがったらすぐに家に入れてあげる方式

 

「ふーん、家に入りたい気分だったのかな」

程度にしか考えてなかったんですが。

バトンは夕方から明け方まで玄関マットの上で気持ちよさそうにこんこんと眠っておりました(ワシが夜中トイレに起きて、人感センサーが反応して玄関と廊下の電気が煌々と点いてても微動だにしないほど眠ってた)

 

「なんだろう、加齢で寂しがりになったんだろうか」

程度に考えて大して気にもとめずにワシは眠ってたんですが。

 

先日、波佐見陶器市の帰り道の事。

自宅近くの道路左側は山、右側は麦畑の中を車で走ってたら、オットが突然、

「この前、夜中に仕事帰りにここを通りかかったらさー、小さいイノシシが飛び出してきてびっくりした」

と、言うのです。

まあ、たまにあることなんで、

「ふんふん」

と話を聞いておりましたら、オットが話を続けます↓

 

「その小さいイノシシ2頭に気を取られて運転してたら、突然、麦畑から巨大イノシシが飛び出してきて、あやうく衝突するところだった」

 

「ちょっと待って!その巨大イノシシってどれくらいよ?」と聞くワシ。

「150センチくらいの体長だった」よとオット。

「え?もしかして、軽トラの荷台いっぱいくらいの大きさ?」と更に聞くと、

「そうそう、久しぶりにあれだけでかいイノシシを見た 危なかった廃車になるところだった」とオット。

 

つまり、体重が200キロあるようなイノシシが家の近所をウロウロしてたってことなんですよ。

バトンも怯えるはずです。

 

「衝突したらストリームでも無事じゃ済まないわね…やっと廃車にできたのに(チッ)」

と思うワシ(オットがストリームに固執してて新車に買い換えられない)