山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

続・奥様とワシ

その後、奥様とお会いしたのでその備忘録です↓

 

奥様「ちょっと聞いたわよ!娘に、孫に、平沢進の事!!」

ワシ「あ。どーでしたか」

奥様「知ってたのよそれが。娘も孫も!知らないのは私だけー」

ワシ「(娘さんは知らないけどお孫さんは見たことあるな若くてきれいな娘さんだった記憶)いやいや、普通テレビにも出ないし滅多にラジオでもかからないですから、知らない人が大多数だと思いますよ」

奥様「そうね!娘も孫も音楽が好きで、あの人達ライブとかよく出かけてて音楽に詳しいのよ」

ワシ「それで娘さんはなんとおっしゃってました?」

奥様「娘が言うのよ!『お母さんもたまにはそうやって遠出の用事をちゃんと作って外に出なきゃ!ボケ防止になるし人生楽しくなるわよ そうだ、手初めにその人に平沢進のライブに連れてってもらいなさいよ』ですってーー」

ワシ「…チケットとるの大変ですよ?」←マジレスカコ悪い

 

まあ、うちの父(90歳もうすぐ91歳)も推し活に励んでは人生、超楽しそうにしてますので。

なんかしらを好きになる、好きを堪能するってのは人にとって大切なことなんだろうなとは実感してますよ。

 

でも近所の奥様を引率して平沢進のライブに行く?ワシが??

もはやそれは介護ボランティアw

 

でも…実の母にもやったことのないことを近所の奥様にやる人生も面白いかもですね

 

※昨年亡くなったワシの母は、ワシとろくに話もしないし話したところで話が全く噛み合わない人だった(実は未だにコレはなんかの病気だったのではないかとワシは思っている)ので、実はほぼ会話を交わしたこともなかったんですな

 

ワシは母という存在を持たぬままこの年になってしまったという実感だけがある

若い頃は「なんでワシにはちゃんとしたお母さんが居ないんだろう」と悲しく思ったこともあるし(正直、実の母は心底苦手だった自分の人生に関わってほしくなかったから18で家を出た)

 

こんな自分が人の母になってもいいのだろうかと悩んだ時期もあったけど、実際になってしまえば、実はワシはとても「お母さん向き」な女であったのだった(コレに関しては様々なご意見ございましょうが)