なんとまあ、昨日、残業から帰ってきたら「エブリシング・エブリウェア・オールアットワンス」がアカデミー賞6冠に輝いたとの情報を知ってびっくりしてしまいました。
ワシはこの映画、スキなんですけどね。
まさか、アカデミー賞の主要6冠を受賞するとか、そんな映画とは全く思わなかったです正直w
オットとかこの映画、見ることが拷問に近かったみたいでw(2時間20分もある長い映画なのに、悪かったなあ無理やり誘ってしまって)
見終わったあと、げんなりしておりました(ワシは超楽しかった 上映中、吹き出したり手を叩いて大笑いしたりしてたので)
この「エブリシング・エブリウェア・オールアットワンス」、物語はシンプルだし、その話の持って行き方がお下品で悪ふざけを含んでいるので、真面目な方には向いてない映画だと思います。
ワシは単純に大喜びしちゃって、劇場で爆笑してたので、
「この映画、ワシはスキだけど、世間は嫌いだろうしアカデミーにノミネートされてるらしいけど受賞は無理やろ」
と正直なところ、思ってたんですね。
「でも、ジェイミー・リー・カーティスには是非とも助演女優賞をあげたい!この素晴らしい演技は刮目に値する」
と思ってました。
そしたらなんと、ジェイミー・リー・カーティス助演女優賞を受賞!ヮ(゚д゚)ォ!
コレが一番うれしかった気がします。
ゴールデングローブ賞は以前にももらってたけど、アカデミー賞は無冠だった。それが初ノミネートで初受賞!ヮ(゚д゚)ォ!
二世女優がホラー映画から始まってコメディ女優として大成し、60歳を過ぎてオスカーをもらうなんて。
「エブリシング~」での彼女の演技、地獄の国税職員からドロップキックしてくる女子レスラーそして指がソーセージのレズビアンを経て、主人公と和解するところを緻密に繊細に表現していたのでびっくりしたんですよ。
もしも本当に、素晴らしい脇役を演じた女優に授けられる栄誉がアカデミー助演女優賞なのだとしたら、ジェイミー・リー・カーティスこそそれにふさわしい女性だったんですから、順当ですよ順当!
超ロマンチックでマルチェロ・マストロヤンニみたいだったキー・ホイ・クァンも助演男優賞がとれてよかった!
20年ぶりに演技にカンバックしたとは思えない存在感で「いい俳優じゃないか」と思ってたので、これも順当。
ミシェール・ヨーはもちのろん!スピーチも素晴らしかったです。