山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「ククルス・ドアンの島」

というわけで、アマプラで見放題にコレが配信され始めていたので見ちゃいました↓

g-doan.net

すごい、ワシがガンダムづいてる!?まるでファンみたいな挙動w

まあ、「水星の魔女」は面白かったし、「ククルス・ドアンの島」はオットが劇場に見に行って満足そうにしてたんで、「面白いのかな」と見てみたわけですよ。

 

結果。

「へー、ガンダムでもジュブナイルができるんだ」😮ヘー

でありました。

どっちかというと、ジュブナイルて「大人が作る子供向けのもの」な気がするんですよ。良質なヤングアダルト作品は子供が読んでも面白いし、大人の鑑賞にも耐えうるものじゃないですか。

 

でも初代ガンダムを始めとして、ガンダムの一連のシリーズって「いつまでも男の子な人のための作品」て感じで、ジュブナイルからは遠いじゃないですか(偏見?)

特に「逆襲のシャア」とかその色合いが濃いような気がします(偏見まみれのブログでござい)

 

その点、この「ククルス・ドアンの島」は良質なジュブナイルの面影がありつつ、往年の東映任侠映画の面影もあり。

なかなか日本人好みにできていると思いました。

 

ジオン軍の脱走兵?ククルス・ドアンは結構な人数の戦争孤児たち?を匿って無人島で自給自足の生活をしております。

子どもたちの世話をする年長の女の子がいて、その子が「お母さん代わり」という役割。

ククルス・ドアンは「お父さん」的な立ち位置です。

 

脱走兵のククルス・ドアンは自分のザクや子供たちとともにこの島に隠れ住んでいるのですが、そこへアムロが乗るガンダムがやってきてしまい、戦闘になってしまいます。

アムロは気を失い、目覚めるとガンダムは消えてて、なんか無人島には人が住んでいるし、ククルス・ドアンには色々と秘密がありそう_というのが物語の導入部です。

 

アムロの少年らしい仕草や意地の貼り方、島の年長の男の子との競争?みたいなシーンもあって、ガンダムとしては異色な作品でした。

ていうか、60も過ぎて思春期の少年の声を演じる古谷徹さんすごいです。

この作品中、年相応の少年らしさを見せるアムロが新鮮でしたが、少年の割には戦場で戦っているパイロットだから、とんでもないこともやっちゃうんですよ。そこが闇が深いよ少年兵。

 

あ。あとね、森口博子の歌がとても良かったですね。これは必聴。