山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

睡蓮の部分けをする

そもそも我が家には長年、池で育ててきた睡蓮がありまして。

これが「発作的に咲く」んですねw

一応、毎年春になったら池の掃除をして、睡蓮の根を確認してゴミを取り除き、きれいにしてあげたらば…数年に一度花が咲きますw

まあ、それくらいアテの知れない睡蓮なんですが。

咲くときは突然に、数輪いっぺんに咲いたりするので、なかなかきれいなもんですよ。

 

んで。

最近まで、睡蓮は2つの睡蓮鉢に分けて植えてたんですけど。

先日の台風で、井戸のポンプにかぶせておいた四角い巨大たらいがお役御免になった(結局もとのでかいコンテナをかぶせたほうがきっちりとポンプ本体とパイプ類に被せることが出来る)ので、「この四角い巨大たらいでもう一つ睡蓮鉢を作るか」と重い腰を上げました。

 

丁度、友人宅が金魚の処遇に困ってたので、

「うちの睡蓮鉢で飼っていいよ」と言いまして、金魚ちゃんたちのためにも睡蓮鉢の増設に取り掛かったわけです。

ついでにびわの根本で放置されてた火鉢も掘り出して、ちゃんとピロティの上に出してやろうという作戦。

 

この火鉢というのが…

今から40年くらい前w

住んでたマンションの裏に空き地?竹山?がありまして、そのすぐとなりがどっかの会社の独身寮になってて。

その竹山(竹やぶ?)に数年間打ち捨てられてた火鉢なんですね。

「あ、いいもんが捨ててある」とある日気が付きまして。

当時住んでたマンションのベランダから数年間にわたって竹やぶの中の火鉢は見えてたのですが、ある日「アレを拾おう!」と心に決めて走って拾いに行って(;^ω^)

「火鉢ゲットだぜ!」と入手したものであります。

 

結局その後、その火鉢は天板を載せてテーブルにしたり、本当に灰と備長炭を入れて火鉢として使ったりしながら、40年近く我が家にあったわけなんですよ。

まさか拾った当時はそんな長い付き合いになるとも思わず。

「火鉢が家にあったら面白いじゃん」くらいの気持ちで拾ったんですけどね。

 

で、一時期は、この火鉢をびわの木の根本に置いてて、山から取ってきた蒲を植えて数年間、栽培してたんですけど(蒲の穂とかがニョキニョキ生えて、その後綿毛になってボフボフと飛んでいく様子は見ごたえがあった)

今はナニも植えてない状態で放置してたんですね。

 

池の睡蓮の根は十分に巨大化してたので株分けしまして、新しく、火鉢と四角い巨大たらいに睡蓮を植えてみました。

これにて我が家の睡蓮鉢は4つになりました。

金魚ちゃん、いつ来てもいいよー。