山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

映画「ワンピース FILM RED」

本日、珍しく親子三人のお休みが重なったので、

「映画でも見に行きましょか」ってんで、最寄りのシネコンへ出かけて見てきました映画「ワンピース FILM RED」

弐号機はもう散々繰り返し見ててw4回目の鑑賞であります。

 

「お父さんもお母さんも見てー ワイもも一回見たい」

などと言うので、親子三人、またしてもこのペイペイドーム横のシネコンにやって来ちゃったわけです(9月1日に野球観戦に来て以来だから、4日ぶり)

 

ワシ、ワンピースは…なんとなくの話だけ知ってて、漠然と全体の把握はしてますが全然ファンじゃないし、基本あんまり興味もないのですが、今回の映画は初心者でも楽しめそうな劇場版だなって事で見に来たわけです。

 

ワシはてっきりAdoちゃんが声を当てているものだと思っててw

「Adoちゃん、演技もできるのね、すごーーい」とか思ってたんですがそれは違いましたw

声優さんがAdoちゃんの地声を聞いて、普段の話し方とかからコピったらしいですね。

シロウト(ワシ)が聞いても、演技している時の声と歌っている時の声に乖離がなかったので、声優さんの演技力に感心しました。

 

そしてこの作品…なんというか、非常に異色なワンピース劇場版でして。

 

「なんとミュージカル」でしたねw

楽曲に彩られて物語が進みます(まあ、確かに楽曲を取り除いたら短い時間で終わっちゃうお話の内容なんですけど)

カラフルでドラマチック、Adoちゃんの歌唱力に感心しつつ見てきましたよ。

それと、この劇場版の全体を見事にコントロールして見せる尾田栄一郎のプロデューサーとしての手腕にとても感心して劇場を後にしました。

 

世界観を壊さない、映画全体のトーンを統一した演出で統率する、監督や脚本の暴走を許さない、楽曲もふさわしい人物に依頼する、それでいてちゃんとした映画の世界を確立して見せる。

これだけのことをちゃんとデキる人ってなかなか居ないんじゃないでしょうか。

しかも連載漫画を抱えながらですよ。

超人かおだっち。

 

唯一、違うなと思ったのは主人公「UTA」の歌声を「天使の声」と表現していたところですかね。

「うーん、天使の声ではない気がする」この程度の違和感でしたが。