山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

この違和感三題

「公開はまだまだ先だなあ」と思ってたアマゾンプライムの連続ドラマ、「力の指輪」の配信が始まりましたね!

トールキンファンのワシは、当然、公開初日に見ましたよ!(゚∀゚)↓

予告編で感じていた「な、なんでホビットにもエルフにも黒人が紛れているのん??」という違和感は…思ったほどではなかったんですけど。

「ゴリ押し感」はすごかったですねw

 

まあ、今どきのポリコレ事情に準拠すれば、「中つ国にも黒人がいたことにしろ」ってことになるんでしょうけどね…それに盲目的に従えば、こういう作りになりまっせ!「この部族にも混ぜときまっしょか!?」的な仕上がりとなっております。

 

これがもう、むやみやたらと各部族に意味なく(本当に意味がない)黒人がただ混ぜ込んであるんですよ。

「…もしかしたらこの人が黒人に見えているのはワシだけなのかも??」と疑うレベルで、「人種の違いがなんのその」て感じで白人とかラテン系の中に普通に居るんですよ、黒人のエルフとか、黒人のドワーフとか、黒人のホビット(「力の指輪」の時代は「ハーフット」と呼ばれている)が。

そしてなぜか、その各部族の中で黒人はその人一人だけ…て感じで存在するんです。

家族がいても、家族のみんなは普通に白人だったりして、この部分で違和感がすごいですwこれって余計に黒人差別じゃないんですかね?ちょっとそんな気がしました。

「黒人出しときゃOK」みたいな気配すらします。物語とか設定とかそんなのどーだっていい。まんべんなくキャストに黒人混ぜておいて、「は?どこに問題があります?」みたいな顔してやり過ごせばダイジョブ!!みたいな力技を感じてしまって…

トールキンの設定にそんなのはないぽよ…」(´・ω:;.:...な気持ちになるのでした。

 

「そんな設定はないぽよ」な話がもう一つ。

「テスラ エジソンが恐れた天才」(イーサン・ホーク主演 2020年)という映画を見たんですけど…

まあ、普通に知っているエピソードが出てくる映画で。

お金の苦労もするし、エジソンに足を引っ張られたりもして、しかしそれでも人類のためになると情熱を燃やしてニコラ・テスラは理想を掲げるんですね。

そしてラスト近くで、突然、主人公テスラがこの歌を朗々と歌うんですよw「女ののど自慢」的に!!(;^ω^)

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思わず「なんでぇ~~~~なんでなのおおおおおお」

と、声が出ましたよwなんでこの演出…監督謎だわ…

 

ラストの歌でずっこけ&大笑いといえば、先日見た「ブラック・クランズマン」でもこの曲↓

が唐突に流れて、思わず床を叩いて大笑いしてしまいました。

これ以上の白さはない音楽が、この黒人映画に流れるとか笑うしかないやん。