という訳で、見てきました。
日本エンタメ界の救世主、今やこのコンテンツが日本経済を救いそうな気配すら醸し出している「鬼滅の刃」の劇場映画であります。
弐号機なんか公開初日に見に出かけて、そのまま2日連続で見に行ったほどハマっております。
そしてワシに言うのです↓
「お母さんも早く見て!そして一緒に熱く映画を語ろうぜ!!」
…(;^ω^)ワシの娘だなあ…
なんでまあ、今週から仕事も忙しくなるし、その前に行っときますかーー( ˙꒳˙ )って事で、昨日、さくっと出かけてきました。
「鬼滅の刃」の良いところは、なんせ人気コンテンツで興行収入も人類未体験ゾーンに突入しつつある化け物級の作品なので、シネコン等では一日中、複数のスクリーンでひっきりなしに上映されているってところですよ。
多いところでは一日の上映回数が41回とかいうようなところもあるそうです(伝聞)
博多駅のT-JOYも一日に30回以上上映してたはず…
だからいつ出かけても、劇場に到着したら、すぐに映画が見られるって事です(゚∀゚)
これはすごくありがたい。
まるでネット配信みたいに、「自分の都合の良い時間に映画が見られる」んですもん。これは、前代未聞の体験です。
普通はどうしても、劇場の上映時間に合わせてヒトは出かけなきゃいけないじゃないですか。その気を使う必要がゼロ!コレは本当にありがたかったです。
さて、出かけた劇場は客席が一つおきにお客さんを座らせるシステムになってました(あとで聞いたら、T-JOYも週末はギチギチに満員でお客さんを入れてて、劇場内は超密状態になっているそうですが、平日は一つおき着席システムになっているらしい)
平日昼間なのに、大人のお客さんが結構はいってます。
んで。見始めたんですけどね…
んまーー!!信じられないくらいに画面が綺麗。
実写と見紛うが如き、繊細で芸術的な背景。
TVアニメでは、ワシが「当時の炭売の風俗の考証が全くできてない!やり直し!!」と叫んだくらいに(;^ω^)時代考証が怪しかったのですが、それもかなり手直しされてましたね。
駅のシーンでは「そうだよ、イギリスでは『ダウントン・アビー』の頃、日本では鬼殺隊が跋扈してんのか」と妙に納得してしまうくらい、よく考証されてました。
それとなんたってワシがびっくりしたのは、「脚本がものすごくちゃんとしてる」という部分でした。
特に、日本の映画見ててワシが怒り狂うのは、「このキャラがそんな事言うかーーい!!」みたいなポイントで、なんですが。
この「鬼滅の刃」にはそれが微塵もなくて、そこがすごかったですね。
そのキャラクターが、その場に置かれたら、そう言うしか無い境遇で、ちゃんとその台詞を言えるということ。
それがちゃんとラストまで完遂されていくんですよ、そこが本当に素晴らしい。
「脚本は誰?」とエンドクレジットを見てたら「ufotable」名義になってました。つまり「共同脚本」て事ですね。
しかし、この脚本は本当にお見事で。キャラクターへの作品への理解の深さ、愛の深さ、その世界を余すことなく、映画にしたいという強い意志を感じる脚本でした。
ワシが今まで見た日本映画でもっとも優れた脚本だったと思います。
コレはね…見たほうが良いよ、ワシは泣きすぎて途中で呼吸が怪しくなったほどです(;^ω^)