撥水加工してあるペーパーコードを使い切ってしまってたので、椅子の座面編みの作業は一時、中断しておりました。
お店で探しても見つからず、結局またAmazonさんに注文したんですけどね。
前回は注文したら翌日に届いてびっくりしたんですけど、今回はなかなかお時間がかかりまして。
「発送メールも来ないなー」と数日間待ってましたら、突然、「発送済みメール」が届きまして。
その半日後には撥水加工のしてあるペーパーコードが無事に我が家に届きました。
「では続きをやりますか」
ってんで、届いたペーパーコードをぐるぐるしてしゅるしゅるして編み編みしてトントンギュッギュしたら編み上がりましたよ↓
これにてハンス・ヴェグナーの椅子、二脚とも座面の張替えが終わりました。
これであとまた十数年は座面が持ちますね。
ペーパーコードは200m巻きですので、足りなかった分を使ってもあと170mほど残りましたよ。この残った170mがあれば、一脚分ほど座面が編めるわけです。
以前、外注に出したYチェアの座面はまだまだきれいですが。材料ならあるんだから、「万が一」の事故でペーパーコードが切れても、ワシ自身の手で手直しが出来ます。
残ったペーパーコードはクリップやゴム引きの軍手、トントンするための角材と一緒に袋に仕舞って、納戸の棚に格納いたしました。
「またいつか、一緒に遊ぼうね」
さて、編み直した二脚のヴェグナーの椅子。
実はオリジナルのペーパーコードも一部残してあるんですよ。
わかりますかな?
上の写真↑の「テーブルに面した座面の向かって右上の部分」
ペーパーコードの色が一部違っているでしょ?今回編み直した部分のペーパーコードは白っぽくて、座面の腿裏に当たる部分のすぐ横の部分。
ここだけペーパーコードの色が黄土色?薄茶色?ぽくなってて、麻紐っぽく見えていますでしょう?
実はコレが「オリジナルのペーパーコード」なんですよ。
おそらく、今から60年以上前に職人さんの手によって巻かれた、デンマークのペーパーコード。
今もその工房は継続して製品を作り続けてて、そのレポートはコチラで読めます↓
ワシはテーブルの上に乗せて座面編みをやってましたがw
本物の職人さんは専用の作業台をお使いの模様です(あたりまえ体操)