山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ペーパーコードが届く

ものすごく寒い日が続いておりますが、みなさま、ご健勝でらっしゃいますか?

いつもの散歩コースの梅も満開になってきました↓

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つまり、こんなに寒いのにもう春がきているんですね。

あと少し、頑張りましょう。

 

さて、Amazonで注文した撥水加工のペーパーコードがもう届いちゃいました(^_^;)

観念して作業をすすめるしかありませんね。

まずは、「ソープ仕上げ」と呼ばれる加工を施すために椅子二脚をえっちらおっちら抱えて階段を降りて風呂場に連行します↓

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あ、古い汚い風呂場が丸出しw

まあいいや平気平気!

昨日は寒かったんで、一日中暖炉を焚いておりましたので、お湯ならふんだんに沸いてました。

そのお湯をバケツにとり、固形石鹸をその中に浸して爪ブラシで「がーー!!」とこすり倒しまして、盛大に泡を立てます。

その泡をすくって椅子の木部に塗り込めていくんですね↓

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これは木材の素地を生かした加工に使われている古くからある技術でして。

ワックスでもロウでも塗料でもなく、泡の被膜で木部を保護し、白木の美しさを残しつつも経年の色の変化が楽しめるという…北欧の家具によく使われている技法です。

こうやって泡だけをとって木部に軽く載せてゆきます。

あとはタオルで優しく拭って風の当たる場所(風呂場外ウッドデッキ)に干しておきます↓

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なんせ買ってから33年間…

一度もソープ仕上げもやったことのないこの二脚の椅子(そもそもソープ仕上げのことだって知ったのはつい最近)

かなり汚れてました。

わかるかどうか?木部はこんな感じにきれいに変わりましたよ↓

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もとの木の色が蘇ってます(゚∀゚)

33年前、買った当時は確かにこの色だった気がしますw

まだ子供もいない頃、何気なく買った椅子でしたが、こうやってワシとまだ一緒にいてくれているという。

Yチェアを買ったのは35年前ですから、それに次ぐ二番目の、我が家での在籍期間の長い家具であります。

 

そして夜になり、古いペーパーコードを切っていきました↓

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百均で売ってた古紙回収用の紙紐で座面を編んでたのでもうボロボロです。

しかしまあ、編み方は素人にしてはなかなかキッチリと硬く編めてて、

「ワシ、結構やるやん」と少し得意顔になってしまいましたw