山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「デューン 砂の惑星」

なんとGYAOにてリンチ版の「デューン 砂の惑星」(1984年)が無料配信されてたので、見てみました!

なんと人生初w「デューン」ヮ(゚д゚)ォ!↓でありますよw

公開当時…ワシはリンチが嫌いでしたので、「バカみたい」と冷めた目で予告編を見てました。

ワシがリンチ嫌いを脱したのは「ロスト・ハイウェイ」(1997年)から…ですので、ワシがリンチ好きになるにはまだ十数年かかります。

 

んで、リンチ嫌いを脱した元リンチアンチの現リンチファンは往年のズッコケ大作「デューン 砂の惑星」を見て、どう感じたのか?の覚書であります。

 

……(;^ω^)バカみたいな映画でしたw

 

ごめん、本当にごめん。

これはねえ…良いところを見つけるのが難しい映画ですね。

全身がキンタ★マ袋みたいなえらそーモンスターとか。

吹き出物だらけの宙に浮いてる男爵とか。

面白い造形は見どころだったような気がします(生理的な嫌悪感をわざと誘うように造形しているリンチの意地の悪さには笑ってしまいますが)

 

あと、大げさなセットとか、無駄に人がいっぱい出てくるモブシーンとか。

「お金がかかっているんだなあ」と妙に感心させられますが…

肝心の物語がw

「なんで宇宙の御曹司の名前がポールやねん」

というツッコミから始まり、クライマックスシーンでの必殺技の繰り出し方がかっこ悪くてまた爆笑。

 

あ、そうだ。良いところを書いておこうと思ったのに、爆笑ポイントを書いてるなだめだだめだ。

えーとえーーと。

思い出しますね、うーんうーん…

 

シルヴァーナ・マンガーノが出ててビックリしました。しかも1984年。まだまだ超弩級の美しさです。ハリウッドの女優は正統派美女っていないじゃないですか(語弊)

やはり、イタリア女優の美貌は地球の宝ですね。先日なくなったモニカ・ヴィッティも素晴らしかったけど。

この「デューン」でのシルヴァーナ・マンガーノの美しさは、こんなトンチキなコスプレをさせらてて、なおかつホラーな雰囲気で演じさせられているのに。それでもなお、びっくりするぐらい美しいんですよ。これはもう必見です。

・あと、若いスティングのセミヌードを映画に残したのはリンチの手柄ですね。

別にスティングとかワシは好きじゃないけど、このあまり意味のないw唐突なセミヌードシーンは「いいものを見せてもらったわ」と思うほどでした。

・あとところどころ、ブライアン・イーノの音楽がちょっと良かったですね。

 

…以上!!(もう終わった!!)