山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

昭和の炊飯器レシピ

さて、まだまだ酷使されている昭和の炊飯器ちゃん。

その後、またぞろ色々作ったのでそのメモをここに残しておきますね。

 

《砂ずりのアヒージョ風》

・スーパーでスライスされたキレイな砂ずりを売ってたので、買ってきましたよ。

「これはアヒージョ風にすれば手軽で美味しいんじゃないかな?」と思って作りました。

 

・炊飯器の中にすっぽり収まるボウルにスライス砂ずり、オリーブオイル、玉ねぎ麹、にんにくスライスを入れて、炊飯器には150ccほどの水を入れてスイッチオン☆

※お好みで鷹の爪を入れてもいいと思います(うちは弐号機が辛いの駄目なんで入れてない)

時々蓋を開けて砂ずりにあまり火が通り過ぎない程度でスイッチを切るのがコツかも(予熱で結構火が通るので、火が通り過ぎると固くなる)

思いつきで作りましたが、結構美味しかったです。

アヒージョって「オリーブオイルで煮る料理」ですけど、ガスコンロで作るとコンロ周辺が汚れるじゃないですか(ダラ奥ゆえ、コンロ周りをあまり激しく汚したくない)

炊飯器で作れば割と放ったらかしで良いし、周りも汚れません。

 

《とんちゃんと厚揚げの煮物》

真空パックに入った味噌味付きの豚のホルモン通称「とんちゃん」ってあるじゃないですか(もしや西日本特有のもの??)

冬場には野菜やうどんと一緒に煮込んで美味しいものなんで、たまに買うのですが。

これを手軽に短時間で調理したいと思って炊飯器調理してみたわけですよ、これが大成功でした。

 

・炊飯器にすっぽり収まるボウルにとんちゃん一袋全部(調味液ごと)、えのき、切って油抜きした厚揚げを入れて、炊飯釜に水を100ccほど入れてスイッチオン☆

 

はい、これだけの手間でとても美味しいとんちゃんと厚揚げの煮込みが出来ました(゚∀゚)

今までガスコンロでグツグツ煮込んでたアレは一体何だったんでしょうか…

 

つまり、「炊飯器調理」とは炊飯釜にピッタリと合うボウルとか上に乗せる蒸籠があれば、使い方は無限大ですよ。

炊飯釜に入れた少量の水で、具材を入れたボウルや蒸籠を載せてスイッチさえ入れれば、20~30分程度でじっくりと水蒸気で美味しく調理してくれるんですからこんなに手軽で便利なものはありません。

 

台湾で昭和の炊飯器が独自の進化を遂げて「電鍋」として各家庭には必ず一台あると言われるほど繁茂した理由が今なら理解できますよ。