山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「ホドロフスキーの虹泥棒」

「何この映画?」と半信半疑で見始めたらむちゃくちゃ面白くて、見終わったあと、「今年見た映画の中で一番おもしろい!!」と快哉を叫んだほどの映画がこちらであります↓

ホドロフスキーの虹泥棒」(1990)

なんと日本未公開(つい最近まで)

主演オマー・シャリフ、共演がピーター・オトゥールピーター・オトゥールの叔父を演じるのがクリストファー・リーヮ(゚д゚)ォ!

夢のイケオジ3大巨頭の共演ですよ!!(*´Д`)ハァハァ

 

しかも南米を舞台とした映画なのに、撮影はポーランドで行われたそうで、もうわけがわからない!

でもコレこそがホドロフスキーよね。YES!!(ガッツポーズ)

 

今まで見たどのホドロフスキー作品より夢があってちゃんと物語があってわかりやすい(゚∀゚)

しかもファンタジーの味わいもあり、「なんだかすごくいいお話」なんですよ。

謎のマカロニ・ウエスタン風味黙示録「エル・トポ」も

「コレは映画だ!」とその後、メタファクト的な芸風フォロアー(「新世紀エヴァンゲリヨン Air/まごころを君に」)を世界中に続々と爆誕させた「ホーリー・マウンテン」も

ザコン二人羽織「サンタ・サングレ」も

みんなRainbow Thiefには敵わない!

タンゴを踊って、この世の果てみたいな酒場でマスター(なんとイアン・デューリー!←色気がすごい悩殺される)にアルゼンチンワインを注いでもらえば、ほーらここがCieloやで。

見ろやこの映画、めっちゃおもろいでえ。