はい、今日のお題はこちらです↓
「I AM YOUR FATHER/アイ・アム・ユア・ファーザー」(2015)
「I AM YOUR FATHER/アイ・アム・ユア・ファーザー」ってあの「I AM YOUR FATHER/アイ・アム・ユア・ファーザー」ネタなの??
と思って見始めたら。
やっぱり「あの」映画の裏側を追ったドキュメンタリー映画でしたよ。
つまりジョージ・ルーカスがこさえたスター・ウォーズシリーズの裏話です。
しかもこのドキュメンタリーで追われるのは、「ダース・ベイダーの中の人」であります。
スーツアクターとしてスター・ウォーズ・シリーズのep.4~6(つまり最初に公開されたシリーズ「新たな希望」「帝国の逆襲」「ジェダイの帰還」三部作)にて、映画歴史上最も有名な悪役ベイダー卿を演じた人が主人公です。
ワシはスター・ウォーズ公開時にこの最初の三部作は全部劇場で見たのですが…
正直、この「I AM YOUR FATHER」のシーンでは爆笑してしまったし(本当に意味がわからないストーリー展開だし、泣いてるルーク役のマーク・ハミルの顔が面白すぎてつい大笑いしてしまったのよ)
でもそれはマイク・マイヤーズの映画「オースティン・パワーズ」のシリーズ中でも散々パロディネタにされてましたから、多分、世界中でワシと同じように(゚Д゚)ハァ?な反応な人が多かった気がします(単純に「驚いたー」「ショック☆」て反応よりもね)
そして三部作のフィナーレ「ジェダイの帰還」では、マスクを外したベイダー卿の顔が「蛸入道」だったんでヽ(・ω・)/ズコーと盛大にずっこけてしまいました(映画の大部分はシリーズ最終作(当時)を飾るのふさわしく、すごく面白くて楽しい映画だったのさあ、特に人肉食いの可愛いイウォーク族とかさあ!)
当時でもなんとなくベイダー卿の中の人の顔は知ってたので(「時計じかけのオレンジ」に出てた大男だと)
「あれ??こんな顔だったっけ?なんか違う??」
と不思議に思ったのですが。
このドキュメンタリーで知ったことは「あのシーンは別人が演じてた」って事実でした。
「え??なんでそんな事するん??」
と驚いたのですが。
その経緯を追ううちに明らかになってくる誤解、行き違い、それにより発揮されるジョージ・ルーカスの冷血さ(´ω`)トホホ…
そしてベイダー卿の中の人の素朴で魅力的な人柄の素晴らしさ。
最後はちょっと感動して泣いちゃった、そんな映画界を支えた男の人生の物語でございます。面白いよ。