という訳で、両親に面会したあとは「じゃあこのあとはドライブにでも行きますか」って事で再び車に乗り込み、旧道を進んでおりましたら。
なんだか店とも思えないような店?つまり有り体に言えば廃屋的なところに車が次々と入っていくのが見えたんですね。
「みんなこの廃屋になんの用事があるの??」
と見てましたら、本当に続々その廃屋に人が入っていくんですよ…
※写真はストリートビューより
「看板がかかってるって事は定食屋さんなのかな?」とか言って見てたら、まだまだ続々と人が吸い込まれていくんですね。
「この店は当たりかもしれません、入りましょう!!」って事で親子三人ログインしてみました!廃墟に_じゃなくて「味民」って名前の定食屋さんに(;・∀・)
はい、着席して目にした風景がコチラ↓
本の重さで本棚が折れてました…生まれて初めて見る光景でした。
席についたものの、恐ろしくて本棚が触れません(下手に一冊抜いたらそれをきっかけに雪崩を起こして壁ごと倒れて来そうで)
それでもまあ店内はお昼時という事もあって_実はこのお店、外からの見た目より中はかなり広くて、「広大」とも言えるほどなんですが_そこに、お客さんはかなり入っておりましたよ。
「この広大な店にこれだけお客さんが入ってるって事は相当な人気店なんだな(廃墟だけど)」
と思いつつ、おばちゃんが手渡してくれたメニューを見て、少しギョッとしてしまうのでした↓
ね、値段が安い、しかもこの日は「ご飯大盛り無料」の日で「お子様連れのお客様には無料カレーサービス」も行っているそうです。
パートのおばちゃん(おばあちゃん)たちがキビキビと立ち働いておられます。
「そうか、おばちゃんは耳が遠いのか」
と理解したので、大きな声で親子三人分の注文を告げます↓
「日替わり定食(唐揚げ大根おろしとポン酢かけ)一つ、唐揚げ定食一つ、油淋鶏定食一つお願いします!」\(^o^)/
そして来たのがコチラ↓ ※ワシの注文した油淋鶏定食
漬物は店内中央に設置されているセルフコーナーに行って、自分で取りに行くシステムでした(調味料もバリエーション豊かで使い放題)
久しぶりに唐揚げをお店で食べたのですが。
とても美味しかったですw味噌汁もご飯(阿蘇のお米を自家製米してました←店内にでかい精米機が鎮座してた)も美味しい!
夫が日替わり(唐揚げに大根おろしとポン酢がけ)、弐号機が唐揚げ、ワシが油淋鶏と、唐揚げのバージョン違い三部作をそれぞれに注文して食べましたが、どれもちゃんと味が違ってて、しかもそのそれぞれがどれもちゃんと美味しくて感動しました。
この旧国道57号線はね、古い街道のルートをそのまま残した道で、両脇には浮世絵に出てくるような巨大な杉や楠の並木がそびえ、江戸時代の旅の面影を残します。
「古い街道に名店あり」そう心に刻むのでした(廃墟とか思っててごめん)