山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

レモンジーナの正義

そうそう、話題のレモンジーナ買って飲んだですよ(77円)
どこが泥の味でどこが虫の味??(ネットでは泥の味だの虫の味がするだのと言われている)
泥要素も虫要素も見当たりませんでした(残念ながら)
是非とも一口グッと飲んで、「がー!バッタの味がするー!!」ヽ(`Д´)ノウワァァァン! とか言いたかったんですけどw

普通にレモンの皮の苦味が後味に来る感じで…別にまずくはなかったですよ?
ワシ的には嫌いな味じゃないです。
ペプシの変な新商品に比べたら(いや、ペプシだって吐くほどマズイものには当たってないし<用心深い性格のせいか??)別にどってことない普通の商品ですよ。

※あ。「アイスキューカンバー」は飲んでなかった。ワシ、語る資格ないや(^_^;)

ま。味覚なんてのは個人的な感覚の最もたるもので。
一概にどれがウマイorマズイ、正しいとか間違っているとか。言えない世界なんですよね。

もちろん、それはわかっているんです。
それはわかっているんですけど、人生には時として「コレを平気で飲み食いするですかあなたは!!」��(゚Д゚)ガーンみたいな人が居てびっくりさせられます。

世に言う「メシマズ」と言われる種族の人たちです。

昨日、ツイッターで油淋鶏のレシピの話になってて。
「油淋鶏好きだなあ」と漠然と思いながらぼんやりしていたら、なんか心に嫌なザリザリッとした感覚が蘇ったですよ。
「あれ、なんだっけこのトラウマ??」
としばし考えて思い出しました。

まさに今頃の季節の頃。
昔、友人宅に招かれて夕飯をご馳走になった事があったんですよ。
ワシも二品ほど作って持ち寄りパーティだったんですけど。

その時に彼女が作った油淋鶏(彼女は「揚げ鶏のネギソースがけ」と言ってた)を食べたら、一口だけ食べてその後全然食べられなかった事があったんですな。
普通、揚げた鶏もも肉に甘酢と刻んだ青ネギを散らしたものなんですが>油淋鶏
彼女が作ったそのメニューには「酢」がストレートでかかってたんですね(^_^;)

思わず、「コレ、なにかのレシピ本を参考にして作ったのかな?」と聞くと、
「そうそう、栗原はるみの本を参考に作ったんだけど、上にかかっているソースはレシピのままじゃ甘そうだったからアレンジしたのよ」
とすました顔で言う彼女。

…オゥ…

多分、レシピのママ作ってみて、それで甘かったら次から加減すればいいんじゃないかな…イキナリ、ストレートの酢にするのはとてもリスキーな気が…
とか思ってたら、彼女の一家は普通に食べてたんですねΣ(゚∀゚ノ)ノキャー酸っぱいもの大好き一家??

で。その持ち寄りパーティの時に、彼女が作った梅酒も振る舞われたんですけど。
それもすさまじい味でした。
「コレは…なに?」と思わず聞いたほど、空前絶後の味でした。

「コレは砂糖抜きで作った梅酒よ」とすました顔で言う彼女。
「あー、なるほど。初めて飲んだわ…」と言いつつ…一口飲んだらもう後は飲めませんでした。
(もともとアルコールはほとんど飲めないんですけど、酸っぱい焼酎は本当にダメでした)

ワシは鋼鉄の胃袋を持つ女でして。
食べ物に文句も滅多に言わない方なんですけど。
基本的になんでも好き嫌いなく、美味しくいただく体質なんですけど。
人生において、彼女の作った「酸っぱいネギソースがけ」と「砂糖抜きの梅酒」は…一口で_(┐「ε:)_ ギブアップでした。
めったに無いことなんですがね。

で。その後調べてみたら。
やはり「砂糖抜きの梅酒」は「トンデモナイ味になるのでやらないで」と梅酒のプロの方がおっしゃっているのを知り。
「ワシはそれを飲んだんだよ!!」と叫び出したい気持ちになりましたよ。

どうも「持ち寄りパーティ」というモノはワシにとっては鬼門なようで、基本、ろくな目に遭ったことが無いですw
その辺りの恨み節はいずれまた書きます。