山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

時ならぬジョルジオ・モロダーブーム到来

ワシの中限定でブームが来てます。

もともと高校生の頃にドナ・サマーと出会いまして。

「これは音楽なのか!?こんなものがあっていいのか??」とすごく驚いたんですね。

当時のドナ・サマーがこんな感じです↓

1977年当時、彼女は歌っていうか、喘ぎ声中心のあふんあふん言う歌のようなものをさえずっている人…という印象で。

当時女子高校生だったワシは衝撃を受けまして、大ファンになりました。しかも同時に彼女の活躍の場が、彼女の母国であるアメリカではなく、ヨーロッパのディスコであるというのもなんとなくわかってくると、

「んーーー。その昔、パリで人気者だったジョセイフィン・ベイカーみたいなもんかな?」と思ってたのですが。

その後、ドナ・サマーは「ホット・スタッフ」で世界的な大人気シンガーになり、歴史にその名を残すんですけどね。

もちろん、喘ぎ声だけで一斉を風靡したわけでなく、当然、実力もあるシンガーでした↓

 ワシは「この不思議な音楽を作ったのは誰だろう?」とずーっと不思議に思ってたのですが、これがもちろん、後々音楽界に大きな功績を残すジョルジオ・モロダーだったわけでして。

それこそ、1970年代終わりから80年代にかけてまさに音楽業界はモロダー一色!て感じにもなっちゃうんですが…ワシとしては70年代後半の面妖な音楽を作ってた頃の彼がなんだか懐かしくて。

当時「不思議だなあ」と思ってた音楽は今聞いてもとても不思議でw

今は無い形の音楽ですね。

自由で弾けまくっててやたらキラキラと光り輝いている。豪華で贅沢で、享楽的、生きていることを謳歌するような印象があります。

「それこもこれもエイズ出現以前の時代の産物だなあ」とも思うのですが、今は絶滅した音楽。

こんな音楽もあったのだと、思い出し、再発見しております。

で、買ったCDはこれだったんですけどね↓

ワシの大好きなスパークス×ジョルジオ・モロダー

好きが掛け合わさっております。ヨカですよーー(^ω^)