というわけで、CSに久しぶりに加入したので、一ヶ月だけCSの全チャンネルが「お試し」で見ることが出来ます。
今朝も、「なんか面白いのやってないかなー」と見てたら、こんなんやってました↓
「チョットだけヨ!全員集合」(1973年 主演/ザ・ドリフターズ 監督/渡邉祐介)
ちなみに公開時、同時上映は「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」(マドンナはリリー=浅丘ルリ子)
まあ、東京の下町で病院をやっている藪井先生(いかりや長介)と酒屋のドラ息子ヒデ(加藤茶)が出会うことで始まるドタバタコメディなんですけどね。
途中でのいかりやと加藤による「おにいさま!」コール(アクション付き)合戦のシーンでは思わず本気で笑ってしまいました。
ザ・ドリフターズの面々もすごく若くて生き生きとなさってます。
相手役は小鹿みき(火野正平の恋人だった人!)、ちょい役で天地真理や寺尾聰、益田喜頓、玉川良一、獅子てんや瀬戸わんやも出てて、周りの風景(墨田区がほぼアジアの漁村)、歩いている人たちの習俗(やたら派手なストライプ柄多め)とかがすべて見覚えのあるものなんで、「1973年にタイムスリップ」できるですよ。
そして今見ると、当時ハゲキャラだった荒井注メンバーは「全然ハゲじゃない」しw
加藤茶は眉毛がつながったマユゾン族(銀魂)で、菅田将暉くんにそっくりでかわいい。
往年の名ギャグ「タブー」(スタンダードナンバー「タブー」に乗せて照明が赤くなり、加藤茶が「チョットダケヨ…アンタモスキネエ…」と言いながらセクシーにストリップの真似事をする)もちゃんと出てくるし、天地真理も歌います。
映画って当時はやってたもの、当時の喋り方がそのまま残されている事が多いので、今見るとまるで時間旅行した気になれますわねえ。
この映画、DVD化されてなくて、中古のVHSがお高くなっているみたいですね。
(Amazonで2万円近くになってた)
BS11とかでも無料で放映されたみたいだから、そのうちまたどこかであるでしょうね。
ドリフを知っている人には面白いかも。