山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ファミリーヒストリーおまけ

という訳で。

そのアルバム他にはこんな写真も二階には飾られてました↓

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熊本に若山牧水歌人)が来た時に歓迎した弟子一同の記念写真でした。

牧水の左隣(前列左から三人目)が祖父。牧水の右隣がおそらく牧水夫人の喜志子さま。

祖母から若山牧水夫人喜志子さまは耳が聞こえない方であったが、非常に達筆で短歌も素晴らしかった_と聞いたことがあります(が、ネット上の記録にはどこにも耳が聞こえてなかったという事は書かれてない)

喜志子さまの歌が書かれた短冊も二階の座敷に飾られております。

 

こちらは若山牧水直筆の掛け軸↓

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「光なきいのちのありて天地に 生くとうことのいかに寂しき 牧水」

子供の頃から見てた掛け軸ですが。

当時は「可愛い字だけど、寸詰まり」とか思ってました(゚∀゚)

 

そしてそのアルバムに従姉妹に生き写しの女性の写真を見つけました↓

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本当に瓜二つで思わず息を呑みました。

「コレは誰??」と実家父に聞いたら、

「これはミスさん、みんなはおミスさんと呼んでた Dさん(琵琶奏者)の妹」との事でした。

つまり、この女性に瓜二つの従姉妹(64歳)の血縁的には「大伯母」にあたる女性でした。

 

従姉妹は両親にもあまり似てなくて(それゆえに子供の頃から兄から「お前は橋の下から拾ってきた」と言われてた)

「誰に似てるんだろう」と長年謎だったんですがw

なんと、「母方祖父の妹に生き写しだった」という事が今回、明らかになったのでしたw

 

ワシも両親にあまり似てなくて。

「誰に似たんだろう以下同文」だったので、実は、親戚中に昔、似た人がいたのかもしれませんね。

撮影当時は大正末期?

おミスさんは大変なモガで、辺り一帯、誰もやってないようなファッションで常に帽子を被っている「帽子美人」だったそうです。

(やはり従姉妹も子供の頃から帽子が似合うので「帽子美人」と言われてた)

 

遺伝子、恐ろしすw

そういえば遺伝子といえば、葬儀にN家の方が来られたんですけどね…

N家は幕末に父の実家T家が分岐した「本家の本家」です。

父の実家T家は江戸時代Nと名乗ってましたが、何故か(理由不明)今から150年以上前にTと名字を変えてN家から別れたんですよ。

でも葬儀には、その150年以上前に分岐した「本家の本家」から人が来るんですが…

 

ワシはN家から来られた弔問の方(80代女性)を見て息を呑みました。

「髪の毛がフサフサ」(゚A゚;)ゴクリ

今回なくなった叔父も96歳を目前にして髪の毛がちゃんとありましたが…

 

T家の血を引いてる人、全員髪の毛フサフサなんですよ(フサフサの一族)

最終ランナーの従兄弟の孫からしてコレ↓

150年前に分岐してもなお、髪の毛の生え方で根強い遺伝子を感じたエピソードでした。