山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

弐号機と語る「1917」

さて。週末の外泊から帰ってきた弐号機が、家でワシを見つけるなり、

「お母さん!1917見たんでしょ?どうだった!?」

と猛然と聞いてくるですよ(;^ω^)

「ああ!面白かったよ。最初は脱出ゲームっぽいかな?と思ったけど、あの○○が出てくるシーンから以降、俄然、物語が宗教的な趣を見せ始めて、最終的には、主人公が勇者になるし、なんかもうすごかった!」

と答えたら、

「そうでしょ!!ワイもそう思ったのよ!」とワシにすがりついてくる弐号機w

(そんなに映画の話をしたかったんかい)

 

すると弐号機が「この物語にどんな決着を用意しているんだろうと思ったら、ラストシーンがアレで一本取られたわ!」とか言うですよw

お花畑で始まり、丘の上の大樹の根本で終わる。なんとなく物語が円環、循環を描いているようだけど、主人公は旅に出る前と物語の終盤とでは明らかに人間性が変わっている(良い方向に変わっている)

なんとなくお花畑でふわふわと無邪気に子供時代の延長みたいな感じで兵隊をしてた主人公が、最後は故郷を思い、母を思い、大樹に身を寄せる。

これだけのシーンなのに、何かを雄弁に語られた気がしましたね。

さすが弐号機、目の付け所が鋭い(ワシより)

 

ワシ的には主人公が走りながら敵や味方を避けたり、いきなり方向を変えたりする瞬間のステップがまさに「イギリス!ラグビー発祥の地!!」て感じで興味深かったのですが(;´Д`)

それはネット上で見ても誰も言及してくれてない…寂し…w

 

すると弐号機が「もっと早い時期に見に行け良かったなー。そしたら周回できたのにー」

とか言うので笑ってしまいました。

ワシもそうだけど、弐号機も、「気に入った映画はとことん公開中に劇場で何度も見返して、飽きるまで繰り返し見る」という癖がありましてw

ワシはその気持、ものすごくよく分かるんですけど…世間的にはどうなんでしょうね?

マニアック??