山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「鬼滅の刃」

結局、見てしまいましたw

オンエア中は第一回だけ見て、「ま、いっか」と見るのをやめてたんですけど(その理由=大正時代が舞台なのに生活様式はまんま江戸時代、主人公のかーちゃんが何故か割烹着を着ている←大正時代に割烹着を着ている人はかなり限られてた層であるはずなので、山奥の炭焼き小屋で江戸時代の生活様式をやっている家庭で割烹着は着てないはずである)

 

GYAOで無料配信されてたのを「ふーん、第二回以降はどんな感じなんだろう」と見始めたら面白くて(;^ω^)まんまとハマりましたねw

純粋にアニメの出来としては「ゴールデンカムイ」に比べると、断然クォリティが高いです。

動画も劇伴も素晴らしすぎです。

 

特にチャンバラ(殺陣)シーンでのクォリティの高さは驚きます。

「あ。そうだ。ワシは見事なチャンバラが見たかったのだ」

と思い出しましたね。

もともとチャンバラものが好きで、時代劇も面白そうなものはチェックするのですが、とにかく、近年、時代劇とかチャンバラってもはやクォリティが低すぎてびっくりするほどの出来栄えですよ。

だからなのか?人気も出ないし、作れる放送局ももうなくなりかけててほぼ「絶滅危惧種」になってる気がします。

なのでたまに見事なチャンバラシーンのある時代劇を見ると目がさめて(゚∀゚)「おお、素晴らしい!!」となるわけですね。

まさか、このワシの気持がアニメで発動するとはw

 

つまり、「鬼滅の刃」は伝奇ものチャンバラものが好きなワシの好みにぴったりだったってわけですよ。

そしてアニメなのに「古き良き日本人」をちゃんと描いててそこも好ましいですね。

アニメなのに所作が美しい。当然刀の構え方も美しい。

主人公が心優しくて、でも心正しく、「俺は長男だから頑張らなきゃいけないんだ!」と言うんですね。

 

そもそも原作者が平沢進のファンで、ワシと同じ「馬の骨」らしいのですが。

そのせいなのか?劇伴も平沢進風。

そこもすごく良いです。