山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

アズキの手術の顛末

アズキの手術の予約をとったものの、心配なことがひとつありました。
もともと野良猫なんで、気ままに外に出ていっちゃうんですねアズキ。
で、それが普通の生活だから、むしろ、家の中にいる時間のほうが短いんですわ。
「手術日の朝に家にいるかどうかが大問題だな」
と思ってたら、ラッキーなことに、手術予定日の前の夜、「にゃっにゃっ」と小刻みに鳴きながら、アズキが外から帰ってきたんですね。

「やったー!でかしたぞーアズキー」
と早速アズキをふんづかまえてみたものの、「明日の朝9時までケージに閉じ込めておけるのか??」と不安になってきました。
「とりあえず、初号機部屋に閉じ込めておくか」
と閉じ込めておいて、翌朝。

確認してみたら、初号機部屋からアズキは逃走しておりましたとさ(´・ω・`)

仕方がないので、翌朝午前中、獣医さんに電話して、
「かくかくしかじか、猫を取り逃がしてしまいました」と白状したら、
「何時でも良いから捕まえたら電話ください」との事で、おかげで丸一日、家でアズキが帰ってくるのを見張っている羽目になりました。

で、19時過ぎになって、アズキ、外からご機嫌なまま、またしても、
「にゃっにゃっ」と小刻みに鳴きながら帰宅。
すごくお腹が空いているみたいで、そのまま餌皿に向かおうとしたところを確保!!!しました。

慌てて獣医さんに電話して、
「今、確保しました!お腹が空いているみたいで、まっさきに餌皿に向かったところを捕まえました。絶食できているようです!!」
と言って、即座に獣医さんに連れてって、その夜は獣医さんにお泊り&手術となりました。

今回、一番驚いたのは、アズキを捕獲して洗濯ネットに入れ(獣医に猫を連れて行くときはまず洗濯ネットに入れる)て、ケージに詰め込んでたら、そのただならぬ様子にまめ福がびっくりしてしまい、
「アズキー、アズキー、どこに行くんかー!?大丈夫かーー」とわーわー大騒ぎしていたことですw

実質夫婦で子までなした二匹ですから、人間と似たような「絆」みたいなものがあるのかもしれませんね。
そこに一番驚きました。
(今までの猫はどいつもこいつも、仲間内の誰かがケージに詰められて車に載せられてどっか連れて行かれようが、割と無関心だった)