山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「プロメア」

と、言うわけで映画「プロメア」見てきました(^o^)
GAINAXから分岐し、面白い作品を次々に世界に送り出しているアニメスタジオTRIGGERと「劇団☆新感線」の座付き脚本家中島かずきがタッグを組んだアクションアニメ映画です。

TRIGGERは最近テレビでやってた「SSSS.GRIDMAN」が面白くて、ワシは毎週楽しみに見てて。
最終回まで見て、ワシは「フリクリの正当な後継者はここに居たんだなあ」との思いを強くした、そんな会社です。



さて、映画の方は。
バーニッシュと呼ばれる突然変異で現れた炎を自在に操るテロリスト人類VSバーニングレスキュー(消火&人命救助をする団体)の戦いを描いたものなんですが。
あくまでハイパーに動き回るアニメーションとかっこいいアクションをこれでもかこれでもかと盛り込んで追求した作品でして。

それが近未来の地球を舞台に、ケレン味たっぷりに大見得を切りながら話が進みます。
「舞台劇っぽいなあ」と思いながら見てたんですが、「そうか脚本が中島かずきかあ」とエンドロールで納得。
劇団☆新感線でやりそうな演目です。
この監督と脚本家の組み合わせはTVアニメ「キルラキル」や「天元突破グレンラガン」でお馴染みです。

主人公を松山ケンイチが演じているのですが、彼の声優仕事って初めてみましたけど、NHK大河の「平清盛」での演技を思い出させるような仕事っぷりでなかなか良かったです(合ってた)
堺雅人はほぼ、本人をモデルにしたようなキャラクターを演じているのですが、これも最初は違和感がありますが、なかなかのキレっぷりの演技で痛快です。

一番驚いたのはもうひとりの主人公を演じた早乙女太一ですねえ。
「こんな声優いたっけ??」と思いつつ見てて、エンドロールで「早乙女太一」と知り、「あああ!」と膝をたたきましたw
まあ頭空っぽにしてハイパーな画面の刺激に耐えられるように体調を整えてから見るといい作品ですよ。