山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- 1st FULL ALBUM「Enter the Hypnosis Microphone」 初回限定LIVE盤 CD+Blu-ray, 限定版

今年は別にこれと言ってほしいCDもなくて。
「なんか車で聞く音楽がほしいなあ」と思ってたところに、出ちゃった↓コレがw

ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- 1st FULL ALBUM「Enter the Hypnosis Microphone」 初回限定LIVE盤 CD+Blu-ray, 限定版

※何故かSpotifyでも配信されてますがカテゴリーは「アニメ」になってますw
アニメじゃないんだけどな…(^_^;)

ヒプノシスマイクは一応、音声ドラマと音楽で展開されているキングレコードの人気コンテンツなのですが。
若い女性にヒップホップという文化を広めたという意味では、ものすごい貢献をしている気がします。
コミカライズとかも出てはいますが…これは見ないほうが良いですw
音楽として純粋に楽しめるので、ワシは好きなんですけどね。

一番立場的に近いのは、SideMなんでしょうが(実際SideMの声優さんが4名かぶっている)
あちらがキラキラした清潔な女性の夢の世界を描いたものだとしたら、こちらヒプノシスマイクは、もっと男臭い大人の世界を匂わせるものがあり、ファン層もSideMよりお姉さまがたが多いような?気がします。
実験的な楽曲あり、かつてのモータウンサウンドを思わせる楽曲あり、ジャズありの、バラエティに富んだ世界観で渋谷、新宿、池袋、横浜の地域性とキャラクターたちを表現しつつ、まあ、楽曲はどれもノリノリで踊れますわね。
これがすごい、そして大事。

そしてこのファーストアルバムで一番特筆すべきは「おまけのBlue-rayがすごい」って事ですよ。
ここにはヒプノシスマイクのセカンドライブとサードライブが全編収められています。合わせてなんと4時間超!!そこに一番ビックリしました。
全部見るのに2日かかりましたw

サードライブはワシもライブビューイングを見に行ったので内容は知ってましたが。
まるで知るよしもなかったセカンドライブ。コレはライブビューイングも都内でしか行われなかったので、もしかしたら作った側は「まずは都内から人気を伸ばしてってゆくゆくは全国区に」とか思ってたんでしょうが。
人気はあっという間に出ちゃいましたね。最終決戦の結果発表が新宿のアルタビジョンで行われた時は人が集まりすぎて大騒ぎになったりしましたし。

ヒプノシスマイクはSideMと比べると演出もまだまだ、カメラワークも地味だし(SideMはアイマスとして10年以上のアイドルを実際に育ててきた手法を持っているので当然なんですが)
まだまだ「これから」のコンテンツに見えますが。
まあ、声優さんたちのラップのすごい事。

もともとワシ自身、日本語ラップとか微塵も興味がなかったのに、演技力がある声優さんたちがそれぞれの精神に干渉するヒプノシスマイクを使いながら戦いを繰り広げるキャラクターを演じてて、力の限りライムを刻む姿を見ているうちにその楽曲の説得力が増して、描く世界観がより身近に感じられる気がして、大好きになりましたね。

普段は声優さんたちが死にものぐるいになって声を裏返しながらラップを刻む姿とか見ることがないわけじゃないですか。ましてや、本業のアニメに置いてですらそんな場面はめったにないわけなんですからw
ぜひ、このBlue-ray。ご覧になってね。びっくりしちゃうから。