山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ジュエルの死

ジュエルの傷の具合もかなりよくなって、足が変形するほどの腫れもすっかり引いて。2日前には自分で歩いてトイレに行って、階下まで降りてお気に入りの洗濯かごの中に入ったりしてたので、「もしかしたらこのまま良くなるかも」と期待を持ったのですが。
昨日の朝からまったく起き上がれなくなり、餌も受け付けなくなって、夜に眠るように旅立ちました。

家族からは「瀧に落ちてた猫」と呼ばれ。
(実際、ワシは初めて見たときは鷺の雛が飛び石の上で死んでいると思った)
拾った直後に獣医に連れて行くと、ドクターから「2週間も生きないよ」と宣告され。
初号機がつきっきりでお世話した甲斐あって、無事に育ち。
結局16歳まで生きた幸運な猫でした。
最後まで健康に生きて、ワシと弐号機に見守られて、安らかに眠るように逝きました。猫としてとても幸せな一生だったと思います。


※2007年頃のジュエル やる気のみなぎる眼差しw

昨日はもう夜で、すっかり暗くなってたので、埋葬は先程、レモンの木の根本に穴を掘って埋葬しました。
タオルにくるまったジュエルはやはり真っ白で小さくて、眠っているようでした。
でも生きていた頃より何故か重く感じました。
ジュエルの頭まで白いタオルにくるんで、埋めました。