山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

猫の歴史

8月18日にクルが轢き殺されて(道の端っこで寝てたのにわざと轢いていったらしいところが腹たちポイント)
10月4日に甚五郎ちゃんが謎の死をとげて。
家の中がすっかり寂しくなりましたなあ…

一時期はボイスが居て、クルが居て甚五郎が居てジュエルが居て。ボイスが拾っちゃった捨て猫3匹組が居て。
犬一頭、猫6匹居たわけですから。
猫が2匹になった今、静かすぎて寂しいですね。

あんなに仲が悪かったよしあき(長毛巨大黒猫♂)とジュエル(意地悪白猫♀)が北側のウッドデッキに並んで横になっている姿とか見ると不思議な気がしますね。
クルが死んだ後、甚五郎が「猫のボス」として振舞っているように見えたのですが。
クルも甚五郎もいなくなった今、よしあきとジュエルもいがみ合う理由がなくなったのか?喧嘩しませんねえ…

今まではジュエルがクルに甘えすぎて怒られたり。甚五郎が嫌がるのによしあきが甚五郎に接近しては悲鳴を上げさせたりしてたので。
猫同士のパワーバランスと言いましょうか(^_^;)
関係性が複雑だったんですけど、猫の頭数が減ってみれば、争いごとの種もなくなったって事なのかもしれませんね。

今いるジュエルは佐賀にピクニックに出かけた時に滝壺を渡る飛び石の上で見つけた死にかけの子猫だったんですけど。
そのジュエルももう12歳。
よしあきはクルちゃんがどこからともなく拾ってきた謎の子猫(飢えてた)で。
そのよしあきももう7歳。

我が家は犬も猫も「行き場のない、もう死ぬしか無い子を育てる」のがポリシーなんでこんな事になってますが。
クルが15歳半、甚五郎が14歳半。
猫としてはそこそこ天寿を全うしたと言えるのかもしれません。

海辺で拾ったガリガリに痩せ細ったブリちゃん(長毛巨大白猫♂)だけは、生まれつきの病気のせいで長生きが出来ませんでしたが(6歳で病没)
病院で「2週間しか持たない」と宣告された下半身が不自由だった珊瑚ちゃん(三匹まとめて藪の中に捨てられてたのをボイスが拾っちゃった・全身虎縞♀)ですら10歳まで生きたんですから。
しかも珊瑚ちゃんはワシが特訓&マッサージをしたおかげで、全然動かなかった足が大人猫になる頃にはちゃんと立って歩けるようになり、床から椅子の上までジャンプできるようになりましたし、10歳まで生きましたしね。

死にかけている猫をレスキューしては家で飼ってあげるのがほぼ、ワシの人生を通しての趣味と言えるかもしれません(ーー;
猫というのは手間もかからないので、居てもあまり邪魔にならず。
気が向けばモフモフしたり猫じゃらしで遊んであげたり抱きしめたり。
家の中の風景のアクセントでもあるし、足の生えた家具でもある(問題発言)

これからも死にかけの猫を見つけたらレスキューしちゃうんでしょうなあ…ワシは(´ω`)


ユキヤナギの影に隠れるクルちゃん


※クルちゃんとジュエル 車の上


※こたつに入るクルと珊瑚


※足は悪いけどとびきりの美少女だった珊瑚


※赤ん坊だった弐号機と巨大ネコブリちゃん