クルちゃんはワシがいつも愛車を乗り降りしている場所のすぐ横に埋めたせいか。
何故かあまり寂しくないですね。
出かける時は「クルちゃん、行ってきます」帰れば「クルちゃん、ただいま」と心のなかで声をかけて、心のなかでクルを抱きしめて撫でております。
裏山にはボイスがいる。
エンゼルトランペットの根本にはクルとブリがいる。
「なんかワシの人生て素敵な犬猫に囲まれてたのだな」と噛み締めます。
みんなの思い出とともに生きるですよ。
「そのうち、墓標代わりに丸い石を拾ってこよう」
心に決めるワシ。
墓碑銘には是非、漱石の「この下に稲妻起こる宵あらん」を書きたいと思います。
この土の下でクルちゃんがご機嫌な時にそうしていたように、喉をゴロゴロと鳴らしながら遠い雷鳴のような音を立ててる_そんな夜がいつか来るように。
クルがいなくなって猫達の行動が少し変わりましたね。
ジュエルがやたら甘えてくる。
よしあきもうるさいくらい甘えてくる。
甚五郎ちゃんの口数が増えた(ーー;
甚五郎ちゃんがまるでクルのように大声を上げながら外出から帰ってきたりします。
瞬間、クルが死んだことを忘れて、「クルちゃん、おかえりー」と声をかけそうになります。
遠目に見る甚五郎ちゃんはクルに似てて。
もしかしたら、この怯え猫が今、我家の猫のリーダーになったって事なんでしょうかね(^_^;)