山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

我が家の猫ガイド

さて、ウチに猫が四匹もいるのは知っている人は知っている事実だが、
今日は改めてそれぞれの猫の特徴をご紹介しておこう。

クル=雄・シャム系黒猫(体重7キロほど)
2000年4月に獣医さんちの玄関前にクロネコヤマトの宅急便の箱に入れられて
兄弟猫と共に捨てられていた。
性格は温厚にして頼りになる奴。別名「ネコの王様」
「オレがこの家を守っている」という自覚と責任に燃え盛る猫。
ボイスとも仲が良く、未だに時々じゃれ合って遊んでいる。
子猫時代はボイスの鼻面に爪を立ててぶら下がって遊んでいたくらい。
博愛精神に富み、子猫が来ると率先して世話してくれる。オスなのに…

甚五郎=雄・日本猫黒猫(体重5キロほど)
2000年9月に散歩中のボイスにより、野良生活の果てに飢えて路上で死にかけている所を拾われる。
とにかく臆病でクル以外の全生物を全く信じていない。
それでも時々は人肌は恋しいらしく、自分が甘えたい時は、膝に乗ってきて立ち上がって、
「抱いて??」と両前脚を高々と持ち上げて全身で甘えてくる。
時々、信頼関係を損ねるような事(思わず大きな音を立てるとか)をすると、
山に籠もってしまって、一週間ほど帰ってこなくなる。
とにかく、「クル命」
長いシッポは雄弁で、機嫌がイイとら旋状にグルグル捩れながら天を指す。

ジュエル=雌・日本猫純白猫(体重3.5キロほど)
2003年夏に遊びに行った「不動の滝」で、捨てられて瀕死の状態だったのを長女に拾われる。
長女に世話を任せたのが大失敗で、性格は「女王様」そのもの。
「人もペットも甘やかして育てるとロクな事にならない」を証明して見せた猫。
見た目は最高に可愛いが、腹の中と心が真っ黒な憎いヤツ。
とにかく「自分が一番」で、「全生物を睥睨していないと気が済まない性格」サイアク。
ハッキリ言って、ワシはコイツが憎い。

珊瑚=雌・ツシマヤマネコ系縞猫(体重4キロほど)
2003年秋に散歩中のボイスが、「コッチコッチ」とワシを連れて行ったヤブの中で
兄弟猫と一緒に拾われる。
生まれつき後ろ足が不自由だったが、ワシからの「一日千回猫スクワット」の
リハビリの甲斐もあってか最近は、「走る」「跳ぶ」も出来るようになった。
排泄が上手くできなくて、「この猫は2週間で死ぬよ」と獣医に宣告されるも、未だに元気。
でも急いでいる時はやっぱり前脚ダケで盛大にドリフト中。