山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

運がいい猫

ま、相変わらず、ひたすらジュエルは寝て過ごしております。
毎晩、寝る前にジュエルの後ろ足の傷口をお湯で洗って、粉状の抗生剤をふりかけて包帯を新しいものに変えているのですが。
昨夜は、温かいお湯でジュエルの傷口を洗ってたら、ジュエルのおしっこがジャージャー出まして(^_^;)
ジュエルのおしっこが今、まさに出ている現場は久しぶりに見たかも(数年前、ワシに嫌がらせするためにジュエルがワシの顔を見ながらワシの通勤バッグにおしっこしている現場を見て以来だと思う)

「お湯に誘われたのねー」と言いつつ華麗にスルー(死語)
傷口を洗い流しているお湯と一緒におしっこも洗い流して、清潔なタオルでジュエルを拭いてあげて夜のルーティーンは終了。

医療用の高カロリーちゅーるはなくなったので、今は普通の半液状ちゅーるを食べさせております。
ジュエルに飲ませる抗生剤はあと数日分。
昨日、今日と花冷えで肌寒い日が続いているので、ジュエルを救出出来たタイミングはまさに幸運でしたね。
タイミングがずれてたら、怪我で衰弱してる上に寒さで動けなくなり、そのまま死んでしまうところでした。

少なくとも、家の中にいる間は寒くて死ぬことはありませんから。
暖かい場所で毛布にくるまれてぐーぐー眠って、美味しい餌を与えられて、運が良ければ回復して天寿を全うできる。
もともとは生後2週間くらいで滝壺の周りを巡る飛び石の上に、数匹の煮干しともに捨てられてた猫で。
「運が良ければ育つけど、期待しないほうが良い」と獣医さんに言われたのに、16歳まで生きたジュエル。
まあ、運がいい猫です。