山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ジュエル療養中

というわけで。
ジュエルは二階のリビングで療養中であります。
朝夕の投薬と夜の傷口洗い、朝昼晩の餌やりと給水以外は延々と寝て過ごしております。

「トイレはどうなんだ?」と昨日の朝、猫用トイレに入れてみたら、ちゃんとおしっこしました。
「おお、えらいえらい」と言いつつ、トイレの掃除。

するとジュエルはベッド(アフリカのカゴ)に戻りたがるので、抱っこして入れてあげました。
カゴのベッドに戻るとぐいぐい寝てます。一日中寝てます。

昨日は、ジュエルが子猫時代に使ってた注射器(針なしのペット餌やり用)を発掘したので、給水が楽になりましたね。
なんたって、無理やり口に入れてグイグイと給水することができる←

猫は水が必要なくせに水のとり方が下手で。
しかも体調が悪くなるとますます水が飲めなくなるので、無理矢理にでも飲ませなきゃならんのですよ。
人肌くらいの温度のお湯を注射器に入れて、ジュエルにガブガブ飲ませますw

獣医さんからもらってきた高カロリーの医療用ちゅーるは細身のバターナイフに載せて、ジュエルの上あごに無理やり塗りつけます。
こうすると否が応でも食べちゃうので、良いのです。
とりあえずなんかしら栄養を取らないと傷も治らないので、心を鬼にして無理矢理の給水と餌やりをします。

すると、目に見えてジュエルが回復してきてですね。
昨日の昼頃には「トイレはどうかな」とワシがジュエルをトイレに座らせたら、「今は違うのよ」と自分でトイレから出てw
自力でカゴベッドに戻っていきました。

ベッドのヒーターが暑くなると、ジュエルは自分でカゴからはいでて、フローリングの上で伸びて体を冷ましております。
(おかげでヒーターの温度設定は「弱」で良いのだとわかった)
ま、猫は人間に比べると頑強です。

足の傷ももうバンバンに腫れているということもなく。
腫れは引きました(傷はすごいけど)
膿はまだ出てますが、一時期ほどではありません。昨日までは部屋の中がジュエルの膿で臭かったのですが、今日はもう全然臭くない。

昨日は仕事が休みだったので、一日中つきっきりでジュエルの看護をすることが出来て良かったですね。
おかげで、ジュエルもずいぶん回復したように見えます。
…もしかしたら、この傷が原因で死ぬって事はないのかもしれません。
もしもジュエルが命が尽きて召されることがあるとしたら…それは傷のせいではなく、歳のせいな気がしてきました。