山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

RETURN TO THIRD MOVEMENT! Vol.2@LOGOS

行ってきました第三期再現ツアーVol.2
今回は1999年にリリースされた「RUNNERS HIGH」と「Happy Bevouac」という2枚のアルバムを全曲演奏するというツアーです。
とにかく、アルバムも素晴らしいのでこの「全曲演奏」というのは本当に画期的なことで、今までライブでほぼ演奏されたことのない曲も今回のツアーでは演奏されるので必見なのですよ。

さて、福岡市天神Drum LOGOS
久しぶりのソールドアウトで札止め状態ってアレですよ。
弐号機も「行きたい!!」と申しますので、一緒に行きました。
思えばこの子がピロウズのライブに行くようになって干支が一周したんですね。最初はワシに背負われてライブ見てたのに。
今やワシより背が高い。

老けるはずですw(^_^;)

演奏される曲はわかっているわけですから。
盛り上がるもナニも。
盛り上がるに決まってんじゃないですかあ!!(≧∇≦)b

もうね。
色々と素晴らしいわよ本当に。
バカ売れもしないし、万人が知っているバンドってわけでもないけど、楽曲の良さは折り紙付き。
近年は様々なオリンピックアスリートに「背中を押される曲」として挙げられることも多く。
30年近くバンド活動し続けて世界中にファンがいて、メンバー全員50代になってもまだステージに立ち続けてて一年中、日本のどこかで演奏している。
こんな幸せなロックバンドは他にありましょうや?(否)

再現ツアーVol.1では茄子紺みたいなボディに金色のつや消しのピックガードがついた「南蛮趣味」みたいなジャズマスタータイプのギターでしたが(ワシは勝手に「ノブナガ」と命名
今回は、ポストモダン水色のボディにシルバーのピックガードがついたルチル?タイプのギターでしたね。
ポストモダン水色」ってワシの造語ですがwだいたいこんな感じの色です↓

※昔の公衆電話みたいな色。イタリア人デザイナー、エットレ・ソットサスは1960年代の日本の公共デザイン(電車や公衆電話)の色にインスパイアされてポストモダン運動を推し進めた(らしい)

この新しいギターに関しては写真があまりないのでわかりにくいですが↓

※矢印先を御覧ください
写真では鮮やかなブルーに見えますが、これは多分、照明のせい

このギターの音が本当に気持ちよくて。うっとりしましたねー(´∀`*)ウフフ
まるですべてワシのために奏でられているような気がしました(気の所為)
それくらい完璧にワシの好みにフィットした音でした。
様々なテクニックを駆使して出されるその音は、まさに万華鏡!
こんなに素晴らしいギターが他にありましょうや!?

「確かめに行こう」とか「Beautiful Morning with You」とか。心底、うっとりして涙まで出ました。
このツアーが終わればピロウズは7年ぶり?の全米ツアーですよ。
しかも今回の全米ツアーはスポンサーつき!(なのでチケット代金は安いし全年齢入場可能だし←基本、アメリカのライブハウスはお酒が出るので未成年は入れない)
カートゥーンネットワークの宣伝活動の一環?てことらしいので、実際のお客の入り具合とか全然気にしなくてもいいみたいなのに、全米でチケットは即日でソールドアウト。
休養日にとってあった日にまで2千人入る劇場をNYで借りての追加公演を発表したら、これも即日ソールドアウト。

「日本では全然人気無いのに!次の公演地松山なんてキャパ200人とかなのに!!なんでアメリカで俺たちこんなに人気あるの!?」とさわおが叫んでましたぜ…
「しかも俺たちアメリカではローディー連れて行かないから、自分たちで楽器もセッティングして、ケーブルをガムテープで止めたりしているのに、その準備のあいだじゅう、アメリカ人は楽器並べている俺達に向かって『ペーロウズ、ペーロウズ、ペーロウズ!!』とずーっとコールしてんの…」と嬉しそうにぼやいてもいましたぜw
この全米ツアーでは巨額のギャラが入る予定らしく(^_^;)「姪っ子にホテルのバーで4万円もお酒をおごったけど平気!!」みたいなことも言われてました。