山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「おっさんずラブ」

今季唯一地上波テレビドラマで見ている(大河「西郷どん」はBSで見ている)連続ドラマ「おっさんずラブ」良い最終回でしたね。
初めて、田中圭のこと、「いい役者だな」と思いました。
(今までは「ムカイリ(向井理)の二番煎じ」くらいいしか思ってませんでした、ごめんなさいm(_ _)m)

まるで小学生男子みたいにバカで真っ直ぐで割と屑だけど心優しく魅力あふれる主人公「はるたん」を、とてもエネルギッシュに説得力のある演技で演じてて好感度バク上がりです。

東京の不動産会社を舞台にめくるめく男同士の恋愛を切なく描いた良作でした(^o^)
この21世紀において、「叶わぬ恋」や「障害のある恋」「心に秘めなければならない恋」なんてものがあるのかしら?と思ってたら。
「社会人のいい年をしたおっさん同士のピュアな恋」というものにソレはあったんですねw

最終回クライマックスで激しく抱擁しあうおっさんズを見ながら、
「こ、このままホテルになだれ込むのかしら!?」と思わず声に出して言ってしまったワシですが(大人だからついw)

やはり普段ヘテロな人がナニかを乗り越えて同性愛の世界に飛び込んでいくとなると、もっとも大きな障害が「身体ごと愛せますか?」って部分だと思うんですけどね。
その部分もロマンチックにまとめてあって、とても良いドラマの終わり方でした。