山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「崖の上のポニョ」をカヴァーするピロウズ

さわおが話の流れで(どんな話の流れでこんな事になったのか?の経緯は明日にでも詳しく書きます)パンダギターで、
「♪ポーニョポーニョ、さかなの子?♪」と弾き語りしたんですね。
場内、「あははは」と笑って見ていたのですが。
二度目に歌った時に、<B>ソレ</B>は起きたんですよ。

よくピロウズが普段練習している時に起きる事を、インタビュー等で目にしたり聞いたりしていたので、一体具体的には何が起きるのか?は知っていたつもりだったのですが、まさか、ソレを目の前で見られる日が来るなんて。
コレはワシにとって、とても貴重な体験でしたね!
長崎にまで遠征した良かったです!

実はさわおが一人で弾き語りした後、話の流れで再度、「♪ポーニョポーニョ、さかなの子?♪」と突然歌いだしたんですね。
勿論、冗談のつもりで。
話の流れで、「ココでもう一回歌ったら面白いぞ!」みたいな感じで。

ワシも最初は、「またまた?」って感じで、「あははは」と大口開けて笑っていたのですが、次の瞬間、笑い事では済まなくなっていました。
なんと、即興で、真鍋代表がギターをつけて、それに合わせるようにシンちゃんもドラムを叩き始めて。
あっという間に「ピロウズによるバンドアンサンブルの出来上がり!」ですよw(淳は不参加)
ちゃんとワンフレーズ歌って、「アレンジ=ピロウズ」による「崖の上のポニョ」が完成したんですよ、今、この目の前で!!

「すげえ、噂には聞いていたけど、本当だったんだ!!」

ピロウズが新曲を作る時は、まず、さわおが弾き語りで新曲のフレーズや断片を「こんな感じ」と披露して、お互い言葉も交わさずに、「せーの!」でセッションで曲を作って行くと。
一周目でほとんどドラムのパターンもギターのソロも決定されるそうで、アンサンブルも殆ど出来上がった状態になるらしいんですよ。
このバンドとしての足腰の強さ、瞬発力の凄さにはいつも感動させられるのですが。
まさか、その瞬間を目撃する事が出来るなんて。

最近ではこの姿は、2006年のアメリカツアー、サンフランシスコ公演でのニルヴァーナのカヴァーを突然やった時と、ロスでの乱入事件で演奏中断しながらもちゃんと形になっていた時に見られましたね。

演奏後、さわおは「シンちゃんは歌詞を間違えて覚えている!♪ポーニョポーニョ、崖のポニョー♪って歌っている。いくらなんでもこれは絶対違う!」と主張していましたw