山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

WOWOW 映画地獄変2

なにかに追い立てられるように映画を見ております(貧乏性)
どうせ今月いっぱいでWOWOWは解約するんだから、それまではせいぜい映画を見ますよ。

今日のお題はコチラ↓

トッド・ソロンズの子犬物語」(2016年 トッド・ソロンズ監督 アメリカ)

なんと言うか…アメリカの意識高い系ポリコレ大事&大好き人種を強烈にからかい揶揄したような内容で。毒ありまくりです。
ワシはこの人のデビュー作「ウェルカム・ドールハウス」(1995年)好きでしたなあ。
学校では爪弾きにされ、家でも親は妹ばっかり可愛がっているという地獄のような環境の女の子が、「私達は特別なのよ!だからスペシャル・クラブなの!!」と言いつつ、なんとか頑張って生きているんですが、近所のニーチャンから、
「おまえ、スペシャルの意味知ってんのかよ?スペシャル・クラブってガイジクラブって意味やぞ」と指摘されて衝撃を受けるというお話で…

まあいわゆる「良識派」は眉をひそめるような内容なんですな。
もちろん、この「子犬物語」だって犬と少年の物語で、感動で胸の奥がホカホカするような話の訳はありません、当然です。
「子犬可愛い」という気持ちに冷水を浴びせるような内容です。

昔ね、インターネットを始めて数年経った頃。
海外の人が、自分のペットが死んじゃったので、それで剥製を作ろうとして。
「普通の剥製よりコレと一緒に遊べたほうが良くない?」って事で猫の死体でドローンみたいなリモコンヘリをこさえた人が居て、ニュースになってたんですけど…
それと似た感性の物語になってます。
イスラム教はレイプしまくる!」とか本当にとんでもないことを主張してたりします。
真面目な方、意識高い方は見ないほうがいいです。
ワシは「ひどーーい」と言いつつゲラゲラ笑っちゃいましたが。