山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

地震の夜

昨日は借りてきた本がいよいよクライマックスでありまして。
仕事もお休みだったので、午後からはウッドデッキの上に毛布を敷いて、足元を日に当てながらゴロゴロと横になって本を読み続けておりました。
そうやって本を読んでいると、「なになにー?」と見に来る物見高い犬バトン。

「一緒に横になろうぜ」と言いつつ毛布の上でバトンと一緒にゴロゴロしつつ、そのまま読書しておりました。

バトンが一生懸命に本を持っているワシの腕をペロペロ舐めてきます(^_^;)ハイハイ

夕方になってひんやりしてきたので外での読書を終えて家の中に入り夕飯を作って、あれやこれや家事の夜の部を片付けて。
弐号機ちゃんも21時過ぎには帰ってきたので、ご飯を与えて(犬猫か!?)
ワシはベッドに入って、いよいよ最後の方に向かってめきめきと読書し続けておりましたら。

突然のiPhoneからの異音。

「ん?何??」と手に取ると、「大きな地震が来ます、安全を確保してください」という声が出てきました。
「久しぶりに地震警報だ!」とゾッとするワシ。
iPhoneの液晶画面には「地震まであと30秒」の文字が出ています。

すると外のガスの警報機からも「大きな地震が来ます!」のアナウンスが聞こえてきて。
外の防災無線からも「大きな地震が来ます!」の声が響き渡り、
「いよいよ来るんだ!」とカウントダウンしながらそのままベッドの上でじっとして待っておりましたら(メインベッドルームはタンス類が置いてないので一番安全)
ゆっさゆっさゆっさゆっさと30秒ほど揺れました。

「震度4くらいかな?」と思ってラジオをつけると「震源地は熊本」との事。

「電話が不通になる前にとりあえず実家に電話しなきゃ!」と速攻で電話。
実家の父が「結構揺れたねー」と言いつつ、家の中も外も大丈夫との事。
「寝るときは靴を枕元においてね、余震に気をつけて」と電話を切る。

ご飯を食べている弐号機ちゃんの様子を見に二階に行くと、弐号機ちゃんは目を見開いてニュースを見ながらご飯を食べていましたw
「すごいね」と言いつつしばらく生中継を見ている間も、余震で揺れる我が家。

「ますます家がボロになっちゃうなあ」と思いつつ、
「もう余震は暫くの間続くから、心配しても仕方がない。早くお風呂に入って寝なさい」と弐号機ちゃんに言いおいてベッドに戻りました。

ネットで確認したら、熊本在住の友人知人は全員無事。
屋根の瓦が全滅したり、家の中がぐっちゃぐちゃにはなっているみたいですが。