山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

赤ん坊に進撃されるボイス

赤ん坊はもはや一日中寝ているって事はなくなりましたな。
目をパチクリと見開いては周りを見渡しております。

フフフ…一体、いつ、この赤ん坊は猫どもの存在に気がつくんでしょうかな?
この日記を書き始めた当初は弐号機がまだ「赤ん坊」表記で出てきてましたが。
彼女もある日突然、犬猫の存在に気がついたんですよね。生後6〜7ヶ月頃?

いつものように新聞をとりに庭先に出た時に、いつものように赤ん坊だった弐号機を抱いたままでボイスに「おはよー」と挨拶してたら、それまでボーと半分寝かけてた赤ん坊が、突然( ゚д゚)ハッ!という表情になり、クビがねじ切れそうなほど抱っこされたままでクビをひねってボイスを「マジマジマジ」と見つめたのです。

「あ、いかん!気がついちゃったw」とその瞬間すぐにわかりましたね。
それからはもう赤ん坊の弐号機ちゃんはボイスに興味津々。
抱っこされてボイスの横を通るたびに目は爛々と輝き、ボイスに「触れてみたい!」と思っているのがありありと伺えました。

「ま、興味があっても赤ん坊だし、自力では移動できないわけだし大丈夫だろう」
と思ってたワシがバカでした。

ある時、寝室に寝ている赤ん坊を置いたまま、寝室の前にあるウッドデッキに洗濯物を干してて。
洗濯物を干し終わって、振り返ったら、

布団で寝ているはずの赤ん坊が消えていた

んですよね…(震え声)
「ぎゃあああああああああああ」と叫びながら家中探しますが赤ん坊はドコにも居ません。
「今、今、ココで寝ていたのに何故!?神かくし!?」
階段は登れないので二階にいるはずはないし、
「まさか風呂場!?」と見に行くと風呂場にもいなくて。

「どうしようどうしよう」と地団駄踏みながら、「まさか、外に出た!?」と玄関から外に飛び出したら…
いつもはワシが玄関から出てきたら、「なになになにー?」と犬小屋から背伸びしながらご機嫌伺いに出てくるはずのボイスが出てこないんですよね…

「様子がおかしい?」と気がついて、犬小屋の奥を覗きこんだら…
ボイスが小屋の奥に追い詰められてて、その丸まって追い詰められているボイスの背中に赤ん坊が全身でのしかかっていたのでございます。

…ワシの人生でも最大級のショック映像でしたね。
あの時のボイスの困った顔w
「なんか小さい人が襲ってきているんですけどー」みたいな顔で固まってましたねw

今までハイハイもろくに出来なかった弐号機が、ボイスに触りたい一心で一階の寝室から玄関まで、ワシが洗濯物を干している間に自力で移動して、そのまま犬小屋に進撃(!)し、ボイスに全身でのしかかって勝利した瞬間でしたw
(ボイスは人間には攻撃性がゼロの犬だったからこそ出来たことで笑い話になってますが)

赤ん坊って「昨日はできなかったことが今日はできる」ことの連続で大きくなっていくんですよね。
この真新しい赤ん坊も驚きの連続なんでしょうなあ、育てていく日々は。

とりあえず、今はバトンに「赤ん坊は敵じゃないよ」と教えている最中です。