山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

弐号機の母子手帳

弐号機に「子宮頸がんワクチン」のお知らせが来ました。

「お母さん、接種するのに母子手帳が必要らしいの どこだっけ?」と聞いてくる弐号機。

「あなたの予防接種はすべて、成人したときに自分で管理するようにと母子手帳は既に渡したわよ」と言うと、

「とりあえずよくわからんけど大事なものを放り込んでおく引き出し」の中に「あったよ!!」(゚∀゚)と言いつつ母子手帳を取り出してきました。

 

中にはいろんな節目にワシが彼女の成長の記録を書き留めているので、ソレが読んでて面白いらしく、音読しては爆笑する弐号機。

このブログも2000年から書いているので、遡ればその時々の家族の様子がわかるんですけどね。なんせ分量が膨大すぎてw

 

2歳頃の様子としては、

「スキあらば犬小屋に突進していって、犬小屋の入り口に腰掛けて、ボイスを犬小屋奥に閉じ込めている」

「ボイスに迫っては鼻の穴に指を入れて遊んでいる ボイスは目を閉じて耐えている」

…ボイス絡みが多いですね。

最初にハイハイし始めた頃、弐号機が行方不明になった事があって、ワシは恐怖のあまり叫びかけたんですが。

「まさか外に出たのか!?」と玄関から飛び出したら、ワシが玄関に出たらいつもご機嫌伺いに小屋から出てくるボイスが出てこなかったので、

「なんか様子がおかしい?」と犬小屋奥を覗き込んだら。

弐号機が犬小屋奥にいまして、赤ん坊にのしかかられて困り果て、小さく丸まっているボイスを発見して大笑いしたこともありましたなあ…

 

昨日まで、できなかったことが今日はできる。そこが赤ん坊の凄いところですが。

まさか、ハイハイし始めたばかりで玄関から外に出て犬小屋に突入するとは、ワシは夢にも思ってなかったんですよ。

 

3歳になると言葉が増えて(寡黙な子供なりに←信じられないことだが、弐号機は成人近くまでとても寡黙な子供だった 今は一日中喋ってるが)

「カワイイっしょ?」とか「ダメデショって言うなー!!」とかw

文句が増えます。

ソレを読んだ弐号機が、「ひどいクソガキだ育てられる自信がねえぞ」などと言うですよ。

そんなクソガキでも可愛くて、ワシは慈愛を持って育てたんだぞ。文句言うなー!!←

 

しかしまあ、このブログも2000年まで遡って読み返すと、忘れていることも多くて

「ああそういやあそんな事もあったさね」という気持ちになります。

田舎の無理解と無慈悲の中で強く生きてきたものの記録ですなw(お陰様で今はもうそんな事はない)