山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

初号機、酔っぱらいと対決する

数日前の事、バトンが激しく吠えててですね。
「何事?」と窓から外を見たら、男の人が数名、うちの庭に入ってきてて、バトンを撫でたいらしく?かまっていたんですね。

「おいおい、噛まれるよー」と思いつつもバトンは繋いであるし、勝手に触って噛まれたら、それはもう噛まれたほうが悪い(勝手に無断で敷地に侵入しているわけだし)
と思いつつ放置していたのですが、いつまでたってもバトンが吠えやまないので。
また気になって再び外を覗いて見たら。

…一階のピロティ部分(一階のコンクリートが打ってある吹き抜け部分)で寝ている男の人がいる…(ーー;

我が家は山に登る途中の車が通れる道のどん詰まりにありまして。
間違えて道に入ってきて、そのままうちの前で休んでいっちゃう人とかもいるのですが(ーー;
寝る人は久しぶりかも…(昔、うちのウッドデッキでコーヒー飲んで昼寝している男の人がいて、ビックリしたものだった)

30前の見たこともない男の人。
多分、近所の人の親戚か何かでしたたか酔って、「散歩してくる」とかなんとか言いながらうちに来て、バトンに構いたくてどんどん接近していっているんでしょうが…(ーー;

バトンがギリギリあと10cmほどで届くか届かないかの距離に横になってて(二階の窓から見ると、彼の無防備な仰向け姿の全容が丸見えである)
バトンが「なんやわれー、うちの敷地で勝手な事すんなやぼけえー!!」と延々吠えかかっております。

「仕方ないなあ、どれ注意しに行くか」

と腰を上げて階段を降りてピロティに向かっていたら、ソレより先に初号機が二階の窓をガラッと開けて、
「その犬、噛みますよ。危険ですからうちの敷地の外に出てください!」
と大声で言い放ったんですなw

無防備に仰向けに横になって犬しか見てなかったその男性はびっくりしたらしく(まさか頭上から見知らぬ若い女性に叱られるとは思ってなかったらしいw)

「なんだよおお、そんな事かよおおお」
と言いつつヨロヨロと去って行きました(^_^;)

初号機、いい意味で肝が座ったというか。
「母は強し」ですなあ(感心)

でも、その後に更に驚いたのはその酔っぱらい男が、妻と子(赤ん坊)を連れて、車を運転して帰っていったことですな。
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