山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

運動嫌いの運動音痴が走る

うおお、やっと身体から病原菌が抜けてゆきました…
長い道のりでした…結局、最初に身体の不調を感じてからは、二週間?長くかかりましたね。こんなに長く不具合が続いたのは久しぶりだったので大変でした。
繰り返す高熱、場所がどんどん移動する喉の痛み、全身の倦怠感、ひどい寝汗。
いやー、治ってよかったよかった(^_^;)感染症、オソロシス。

なので、今日は久しぶりに長い距離走ってきましたw
走って汗をかくと爽快ね!

…この運動音痴のワシがこんな感慨を抱くようになるとは…
人生とは不思議なものですな。
ワシが通っていた高校はなんでかはワカラナイのですが、やたら体育が厳しい学校で(校則もほとんど無いような自由な校風の進学校だったのに)
毎年11月21日はマラソン大会。
初冠雪している阿蘇の五岳を眺めながらの10kmマラソン(男子は20km)
一応、時間制限が有りまして、60分以内(男子は90分以内だったか?)に戻ってこないと「追試」ならぬ「追マラソン」があって、ソレを避けたい一心全生徒死に物狂いで走るという行事でした。

号砲一発、全生徒1320人が一斉にスタートし、地域を一周して戻ってくるというコースだったのですが。
時間に余裕がある人はいきなり駄菓子屋に突入してって駄菓子の買い食いしたりジュース飲んだりw
ソレを横目で見ながら時間に余裕が無いのろまな亀(ワシ)はじわじわとでも前に進むしかないんですな。

高校三年間、参加して。
女子500名中毎年250番台という実に面白みのない成績を残して卒業しましたが。
ここでワシは気がついたのです。

「なるほど、短距離と球技は下手くそだが、水泳と長距離なら人並みにできるんだなワシ」とね。
これは後々、自信にもなりました。
ひどい難産で死にかけた時も、「高校のマラソン大会に比べたらまだまだ〜〜!」と耐える事ができたし(死にかけたくせに)

つまり根性がついたってこと?
この運動嫌いが、30も半ばを過ぎてから水泳にハマって毎日2000m泳いだりw50過ぎてジョギングにハマって毎日走っているんですから、人生って思いがけないことの連続ですわね。