山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

オトナのススメ

ワシの昨日の結論としては、
「人はそうそう(基本人格や好き嫌いは)変わらない」
ですね。

表面上、年をとって顔にシワが増えて。角が取れて丸くなった(コレでも)としても、皮膚一枚下は相変わらず中学生みたいな価値観のままなのようなので(ワシ限定かもですが。そしてコレは「子どもっぽい」ってダケで「ダメニンゲン」の証拠なのかもしれませんが)
「人はいつどの瞬間に老人になるんだろう?」というワシの疑問は、
「人によっては生まれ落ちた瞬間から老人」という人もいるかもしれない?
という疑問にとってかわりましたよ。

怒髪の増子さんも歌ってらっしゃるじゃないですか↓
「30やそこら辺りで、ツマラネエ大人へと。避けられぬ悲しきさだめ。ウソだ!それはデタラメだー!!」
今年50になるワシの実感。ソレは。
「確かに30じゃまだまだ子どもの範疇だな」ですな(違)

いや、そうじゃなくて。

30歳になった途端に音楽の趣味が変わって演歌にハマったり、瀬戸内寂聴の説法CDを買い集めに奔走する人とか、見たことないですもんねw
変な宗教に入信したり、占いに夢中になっている人って、子供のときからたしかにその片鱗がありました(ワシの実感)
俵万智が好き♪とか「千の風になって」とかヨンさまにハマっている人は、別にある日突然、大人になったからそれらにハマったんじゃなくて、きっと、「生まれた時から好きになる素質があった」んですよ。
そこを刺激されただけ(多分)

自己憐憫にウットリする人も同様で。
きっと子供のときから自己憐憫でウットリする体質(「ああ、なんてこの悲しい運命から逃れられぬ可哀想なワタシ♪でもぉ、頑張り屋さんで真直ぐなところが魅力なの、ウフフ☆」)で。
口やかましい灰色の老人は、多分、子供のときから口やかましい灰色の子ども(どんな?)だったんですよ。

は!思い出してしまった。

先日、家具デザイナーのHさん宅に行ったときに、Hさんから
「ねえねえ、此の人、凄くない?こんな人、良い悪いはヌキにして滅多に居ないと思わない?」
と指さされながらワシは言われたんだった!!
でも、その場にいたのはワシと25年ぐらい付き合いのある人ばっかりだったwんで、
「いやー、彼女、昔からこうだから今更そんな風に思ったことが無かった」
で終わったんですが…

え?改めた方がいい??
今日から老人になるべき???