山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

楽しい餅つき・楽しくない餅つき

小学校の餅つき大会に行ってきました。
これは小学校で毎年行われる5年生の行事で、夏の間、子どもたちが世話して育てたもち米を、こうやって餅に仕立てて学習の仕上げとするのです。

長女子の時もあったんですけどね。
この時は本当にヒドイ目に遭いました(苦笑)
老人会のジイさんたちが餅つきの手伝いと言うか、協力を申し出てくれたのですが…
コレがとんでもない落とし穴でして。

まず、子どもたちに餅をつかせてくれない。
杵を一瞬だけ触らせてくれてw
生徒を一巡したら、後はジイさん達がとっととどんどんどんどん餅をつきまくっちゃって。
あっという間に全部の餅をつきあげて。
その次の瞬間にはどんどんどんどん丸め初めて。
あっという間に全部の餅をこね上げたと思ったら。

<B>全部お持ち帰りになられました…</B>(ーー;凸

「え?子どもたちが作ったもち米はつきあげたら、基本、子どもたちのモノで。つきあがったお餅は老人会のみなさんにはおみやげとしてお渡ししますけど、全部差し上げるとは言ってない筈ですよ?」
と、ワシが一言文句言ったら、サー大変(ーー;

ジイさん達、「俺たちは好意で手伝いに来ているのに、餅を渡さないとは何事だ」
と大逆ギレ大会。
「餅はついた俺たちのもんだろう!?」とすごむジイさんまで現れるし…

「え?この人達は老人会の人たちだと思っていたんですけど、実は愚連隊だったんですか!?」
とすごーく驚いた瞬間でしたw

なので、この日。
ワシらが老人会の皆様のお情けで分けていただいた(ーー;餅は、一人当たり、2センチ直径のちーちゃな白餅がたったの一個でした(爆笑)

すると、この老人会のジイさんたちのあまりの所業に、他の父兄も怒り始めちゃって。
「子供たちの行事なのに、主人公は子どもたちじゃないんですか!?」と言う人とか、
「そんな事して恥ずかしくないんですか!?」と言う人も出てきて、現場は大紛糾。

結局最後は担任の先生がたが、一升瓶を二本差し入れて老人会に詫びを入れに行き。
その後、二度と小学校の行事に老人会の手助けを頼むことはなくなりました。

おかげで次女子の餅つき大会は楽しいばっかり!w
みんなで思いっきりお餅をついて。
みんなで丸めて。
おみやげもたーくさんいただいて。
小学校中の子どもたちに大量にお持ち帰りをさせる事ができました。
やっぱり、こうでなくちゃね!