山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「ホビット 思いがけない冒険」 ☆=4

やっと見ましたよ>映画「ホビット
自宅で見たので「39型って小さいなあ(もっと大きいテレビが欲しい)」が一番の感想だったのですが(ーー;
まあ、映画のスクリーンのサイズに合わせて上下が切られちゃうのでやっぱりどうしても小さく感じますよね。
コレが、小さく感じないのってどれくらいから??52型とか??
52型のスマートビエラっておいくら万円くらいなの??(軽いステマ

まあ、それは置いといて(右から左にモノを移す華麗なポーズをキメル云々)映画の感想を忘れないうちに書いておきましょうかね(´ω`)

まあ、一番の感想は「画面、すごっ!アラン・リーの絵、そのままの世界観やんけ!!」
で、あります。
光線の入り方、構図。
どれをとっても等身大の水彩画の世界(イミフ)でありまして、まー、綺麗なこと綺麗なこと。

そこに乱入してくるドワーフたちの溢れる不潔感!(に、感じるピーター・ジャクソン色)
戦闘シーンでは「首チョンパ」のシーンもお約束で、「ああ、ピーター・ジャクソンはいつまでもピージャクなのねん」とξ≖ฺ‿≖ฺ)ξ ほっこり とした気持ちになりましたね。

物語はまあまあ。
「あれ?原作にこんなシーンあったっけ??」な事の連続ですが。
原作通りに作ったんでは、「すごい戦闘が_あったみたいよ?」で全ては伝聞とか終わっちゃったあとでの話になっちゃうので、「それじゃ映画にならんめーもん(博多弁=ならないだろうの意)」でありますよ。

非常に「上手いな!」と感心したのは、決してシリアスに振れ過ぎず、常に笑いと*1ワクワク感を持ってこのホビットの冒険譚を描ききっているところですね。
ワシが一番気に入ったのは、ゴブリンの大洞窟での大岩ゴロゴロのシーンです。
手を叩いて大笑いしちゃいましたw

ドワーフにイケメン枠が居るのもわかったし、BBCの大好きドラマ「シャーロック」でワトソンくんを演じているマーティン・フリーマンの所在無さ気なウロウロ演技も可愛い!
これだったら、彼が年老いたら如何にもイアン・ホルムになりそうですものw

あと、残念だったのは俳優さんたちがいっせいに老けていること。
指輪の撮影から10年以上経っているわけですからコレはもう仕方のない事ですが…

イアン・マッケランクリストファー・リー「指輪の時より老けてんじゃん!指輪より60年さかのぼった話なのに!!」
という無粋なツッコミをしたくなります…ごめんちゃい…

あと、ガラドリエル様がねー(;_;)
あの透明感、あの神秘性は失われてましたね…
ケイト・ブランシェットが普通の人になっている!!!」が一番の驚きポイントでした(失敬)

女優さんといえども生身の人間ですから…
ましてや出産(しかも男の子ばかり3人!!)を経て_となれば容色の衰えはもう…
ガラドリエル様でも時の流れには勝てなかったか…!!」がワシの一番の感想て…(^_^;)

まあお話はまだまだ続くわけで。
この豪華な絵本の世界をまだまだ拝めるなんてなんて楽しいの。
あと、今回は「鳥瞰図」的なシーンが随所に見られて、これも新鮮でよかったですね。
指輪物語にも出てくる大鷲の王、グワイヒアの視点みたいで、グーグルアースを見ているようなw地図をそのまま見ているようなとても新鮮な目覚ましいシーンでしたよ。

もしかしたら一番笑ったのは、サルマンの意見発表中!を無視して勝手にテレパシーで
ガンダルフに話しかけるガラドリエル様のシーンだったかも



*1:o(´∀`)o