山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ワシ、「かもめ食堂」を見る

TVでやってたので見ました>「かもめ食堂
もともと小林聡美が好きじゃないので見てない映画でしたが。まあ、テレビでやるんだったら見てもいいかなという事で見始めて…

なんか想像とは全然違ってたのでびっくりしましたw

ワシの想像では…「なんちゃってアキ・カウリスマキみたいな映画」でー。
「無口で地味な映画」だけど。
「日本人女性が北欧でお店を始めて、ずっこけたりトンチンカンだったり、地元の人達とすれ違いが生じたりしながら」も。
「やがて、いいなーいいなー、ニンゲンっていいなーみたいな感慨が湧いてくる、クスッと笑える映画なんだろうな」
くらいに考えていたら、
全然違っててびっくりしましたw

笑えるポイントが戻ってきたトランクの中にライトテーブルが仕込んであった(誰の仕業?宇宙人??)って部分だけだったのが残念無念…

「そもそもさー、フィンランドで日本人がアアルトのテーブルや椅子のインテリアで日本食堂やったって、フィンランド人はありがたがらんやろうもん?」
「もっと、のれんとか、スダレを下げまくって、巨大な天狗のお面とか扇子とか、AKBのポスターとか声優のサイン入り色紙で室内を飾り立てたほうが、フィンランド人大喜びだぉ!」
と言ったら夫から、
「そんな事したらこの映画の一番の支持者であるおしゃれピーポーの支持が得られんやろうっ!?」
と怒られましたー(^q^)

ワシったらつい、「フィンランド日本食堂をはやらせるのはどうしたらいいか?」と真剣に考えてましたーw

つまりコレはそんな映画なんですね。
素人臭いワシの料理でも、もしかしたら、フィンランドでなら通用するんじゃね
というスイーツな夢を見させてくれる映画。

日本じゃ無理だろうけど、フィンランドなら〜*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゚゚・*みたいな。
どうせやるんだったら、アマゾンの奥地とか内戦中のアフリカの某国とかじゃなくて、北欧で〜〜みたいなw

…女の子はねえ、いくつになっても夢を見るものなのにょ!
こんな甘いお菓子みたいな映画も、「女の子」には必要にゃにょにょ!!(はい、そこ、吐かない)

ワシには必要ないけどねw<女の子じゃないからおばさんだからw

それよりもこの登場人物たちの細い腰にワシは感動しましたねー。
「日本女性の少女のような柳腰」w
結構エロい(と言ったら夫に「腰だけに色気を感じるわけじゃないからねーオレは無理」と否定されましたがw)

この小林聡美のうっすい身体が結構エロい身体で!
「廃市」だったっけ?かなんかで最初、小林聡美を見て、
「ああー、このロリロリしい肉体がやがてクソジジイどもの餌食になるんだろうな…芸能界ってコワイ…」と思った事を生々しく思い出しました。
その肉体はまだ健在でしたねw
「ある一定の趣味の人に受けそうな隠れエロ」の匂いがプンプンします。ワシが変なのかもしれませんがw

とにかくワシは三谷幸喜もキライで。
二人が結婚した時は、「ワシが嫌いな物同士が結婚したw」と笑ったんですけど。
多分、三谷幸喜もこの身体が良かったんでしょうけど、あまり触れないままで結婚生活が終わった気配がするのは何故でしょうか?ワシ、ゲスすぎですか?

まあ、そんな熟れた肉体を使うこともなく(映画中でも)なんだか植物的に生きている登場人物たちが、ワシ的には全然羨ましくないんですけど。
現代社会に疲れた人たちの心には…効くのかもねー。

あと、笑ったのはこのエンディング。
まさか、まさかの「エヴァンゲリオン」w