山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

サンゴちゃん消える

最近、足萎え猫のサンゴちゃんが家に帰ってきません…
最後に見たのが先週の土曜日だったから、もう8日目…(ーー;
普通の猫だったら1週間やそこら帰って来なくても、「どっか行ってんだろうなあ」と思うのですが、サンゴちゃんとなると話は別です。

「どっかの穴に落ち込んでうごけなくなっているのではないか?」
「二軒先の家のキチガ◯ババアがまた毒団子を仕込んで食べさせたのではないか?」(毒団子仕込み常習者が近所にいるので)
と心配で散歩のついでにあちこちキョロキョロ探すのですが…ドコにも居ませんねえ(´・ω・`)
サンゴちゃん、ドコ行っちゃったのー?

もともと足が動かない猫で、ワシが子猫時代、「一日千回スクワット」を強制的にさせて自力で立って移動出来るように仕込んだ猫なんですが。
獣医さんでも拾った直後に、「コレはもうあと2週間も生きないよ」と言われてから既に8年経っているわけでして。

「このまま足が悪くても、ジャンプも出来るし走ることも出来る猫として生涯をまっとうするんだろうな」
と思っていた矢先。
まさか、こんな形で別れが来るなんて…無いよね?

一番サンゴを可愛がっていたジュエル(性悪白猫)がまるで何事もなかったのように毎日ナチュラルに過ごしているのがワシとして大変ムカツクです。
「オマエはサンゴを探して来いー!」と言いますが馬耳東風(猫だけど)

そんな中。
夜中に庭のフェンスの辺りで可愛い鳴き声が「ニィニィ」と聞こえてきたので、夫が、
あれっ!?サンゴちゃんが帰ってきた??」と慌てて庭に飛び出してみたら…

ギッシャーギャギャギャギャギャ!!!

と叫ぶ、庭のフェンスに張り巡らした獣避けネットに捕まっているアナグマの姿が…
アナグマは夏になると行動が活発化してきて、民家に侵入したりする)
「なんだ、アナグマか」と夫はそのままアナグマを放置して寝てしまいましたとさ…オイ

翌朝、何事も無かったかのようにアナグマの姿は消えておりました。