山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

母もの

・ドラマ「Mother」を見てたら、子どもが大事にしている本を母親が勝手に捨てるというシーンが有り。
「は!ウチと逆だわ!!」と思わずつぶやくワシ。
うちの場合、「部屋を片付けなさい」とワシが次女子に命令すると、次女子が山のような絵本の束を持ってきて、「古紙回収に出しといて」とか言うですよ。
ワシ、涙目(´д⊂)

だって、あんな思い出やこんな思い出が詰まった何回も繰り返し読んだ大切な絵本をさっさと古紙回収に出せるその神経が母は理解できません!

彼女にとって今、大切なのは幼い頃に慣れ親しんだ絵本じゃなくて毎月の「なかよし」なんだよなー( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
子育てにセンチメンタルになっているのはワシだけ。
子供本人は、「こんな読み古した子どもっぽい絵本より、なかよしの方が断然面白い」と思っているんでしょうなあ(苦笑)

んで、その気持を察した長女子から、次女子、
「そんな事をしてはイケナイよ。絵本は後から繰り返し読んでも楽しい思い出や感動が何度も味わえるものだから、大切に取っておきなさい」
とか言われるですよw

・長女子もユニークな面白い子供でしたが。
次女子も面白いですね。
「お母さんのお料理で一番好きなのはアボカドです!」とか元気に学校で答えるような子でした(流石に今は「アボカドは料理とは言えない」とわかったらしく、「何でも美味しいよ?」とかでお茶をにごすようになりました<大人になったな)

NHKの「八日目の蝉」も第一回だけ見ました(苦笑)
あまりにも主人公がおバカさんなので見てて不愉快なのでもう見てないんですが。
このドラマで気になったのは、「今の時代って子どもと大人が分断されている時代なんだなあ」って事。
ドラマ本筋とは全然関係ないんですけどね。

まず、普通の大人(社会人)は子供と触れ合う機会なんか無いじゃないですが。
昔は親戚の子とか。自分の兄弟の子どもや近所の子をだっこしたり世話したりで、なんとなく子どもの抱き方やおむつの変え方。
ちょっとした子育てのコツを知ってた気がするんですけど。

今、普通の社会生活をしている健康な大人はまず、子ども(特に赤ん坊)とは出会わないですよね。
少子化の原因には実はコレもあるんじゃないかと思った次第。