山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

合格体験記

ウチの長女子、高校と予備校から「合格体験記を書いて下さい」と言われているのですが。
まだ全然書いて無い模様(ーー;
「いや、先生の期待に応えるような事を書くと嘘になるし、かと言って事実をそのまま書くと先生を怒らせるような事を書く事になるので…正直、何をどうやったらいいのかわからないのよね」と長女子。

「先生が喜ぶフィクションパターン(「ワタシは栄光を勝ち取るために、一日4?5時間の自宅学習をしました!!」的内容の嘘100%&ありがちな合格体験記)と事実をありのままに書いたノンフィクションパターン(「家で勉強したくなくて、宿題は通学電車のなかでやってました」的懺悔100%私小説告白体験記)の二種類書いて、先生に選ばせると言うのはどうだろう?」と夫。
いや、それ。普通にどっちも怒られるから…(ーー;
コレは悩ましい問題です。

そう言えば、発表前日にウチに「合格した?」と電話してきた東京在住の幼なじみに発表後、「合格してたよ」とお知らせの電話を入れたのでした。
その時に彼女が、「優秀ねー!やっぱり中学の時の成績表はオール5だったの?」と訊かれたのでした。

いや、まさか。冗談はよしこさん。
5はあったけど、国語、音楽、美術、理科くらいでしたよ。
数学と英語は3。
体育に至っては……<font size="-2">2</font>
と正直に告白したのです。

高校に入った時点では「本当に大学に行くんやろか?無理な気がする…」とか親子で思っていたのに。
そんな風だから受験も全然真剣に考えてなくて、
「入れるんだったらAO入試でも推薦でもなんでもいいですよー」とか(親子で)気軽に思っていたのに。
長女子が2年生の時に転任してきた「受験のプロ」と呼ばれる英語の先生がソレを全否定なさって(ーー;

AO入試や推薦なんか、実力が無い奴がする事だ!入れる実力があるんだから、正々堂々と一般入試で入れ!!」(コレって物凄い暴言だと思うんですけど。でも確かに真実でもあります)
と叱咤激励して下さって。
それはそれは厳しい指導を(ーー;長女子にしてくださいました。
ありとあらゆる無理難題を次々にナマケモノの長女子に課し。ソレが原因で授業中に大げんかになった事もあったようですが。

ま。本当に入れたから、この先生のおっしゃる事&やり方が正しかったんですよ。
T先生、ありがとうございました。