なんかもう冒頭3曲聴いただけで、
「よし!判った!!ピロウズのやりたいことはもう判ったから、後は封印してしまって、半年後ぐらいにでも聴いてみようかな?」
という気にもなりましたが(実話)
いやしかし。
興味はあるので、そのままCDを聞き続けるのを続行。
プレビューで聴いた印象と全然違うのもピロウズの醍醐味ですな。
・「Lemon Drops」
あー、ビックリした。「OVER AMP」が始まったのか?と思っちゃった(^^;
なんか、少し前のピロウズっぽいてか、まんまヌードルスみたいw
と、思っていたら。この曲、ヌードルスの事を歌った歌だったんですね。
なんだいさわお。ヌードルスのメンバーになりたかったんかい。
てか、既に4人目のメンバーの気持ちみたい。
まあ、最近はメンバー以外の人のこともちゃんとこんな風に歌にして。
自分の感謝の気持ちとか、愛情を伝えようとしているので、結構なことです。
まあ、ノリが良いPOPなナンバーって事で結構な事で。
でも、それ以上でも以下でもない。
ライヴで聴いたら印象が変わって化けるのかな?
しかし、英詩…発音もだけど、インテリジェンスが…げふんげふん。
英語の歌を聴く度、微妙な気持ちになるなあ…
「Gazelle City」が良かっただけに、ちょっと希望を持ってしまったワシがいかんかった…
・「FOXES」
コレは面白い!
けど、この独特の垢抜け無さ加減がピロウズっぽい?かな(^^;
普通、この方向にむかったら、もっと都会的に洗練された音になると思うの。
Beckとか。そんな方向に。
先進的な都会派アーバンカントリー風とでも言うのか?
なのに、そっちに向かわず、この泥臭さw
ちょっと60年代風で。
シンちゃんの一人ツインドラムが面白くて、ヘッドフォンで聴くの推奨。
結構複雑なリズムの刻み方を一人で掛け合いでやってます(多重録音)
でも、この英詩…
いや、もう何も申し上げますまい…
さわおにインテリジェンスは求めてはおらん!!(力説)
しかし、エンディングがなあ。
もっと破綻した終わり方でも良かったんじゃまいか。
非常に小綺麗に端正に小さくまとまって終わった気がします。
もっと破綻させて、全フレーズ滅茶苦茶な方向を向いたままで、爆走して、最後の最後にまた新しいフレーズが飛び出して終わり!
みたいなモダンジャズみたいな方向でも良かった気がします。