山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

OOPARTS 全曲レビュー 4

全曲レビューの途中ですが、なんとマイスペのピロウズのページに海外ファンへの質問状が公開されてて。
その内容にちょいと不安が…。
も、もしかして、ピロウズ。全編英語歌詞をつけた、英語バージョンのCDを作ろうとしている??
あんまり考えたくない事ですが…

<b>いや、ソレは誰も求めてないから!</b>

ピロウズの凄いところは日本語の曲で海外の音楽ファンを強烈に惹きつけたって事ですよ。
「この泣ける曲は一体、何を歌っているの?」と自分で調べて、歌詞を知り。
その内容に感動して、自分で日本語の勉強を始める人も多いというのに…

そのパワーを何故信じない?
てか。ピロウズの英語曲の殆どは実際、多くの英語圏の人にとっては失笑レベルだと思う(と、言うか。そもそも英語とも気がついて貰えないレベル。文法も発音も最低<ライトニング?を除く)…から、やめておいた方が良いと思う(ワシの個人的感想)
そもそも、英語圏の人は歌詞にあまり重きを置いてないので、何が歌われているのか?に無頓着ですよ。
日本人は日本語で勝負だ!
言いにくいことだって、日本語で歌え??。

あ。長くなっちゃた(??;
全曲レビューに戻ります↓

・「Beyond the moon」
あ、コレは「My girl」とかと同じだな。と直ぐに判ります。
しかも、さわお得意の「自分の世界観を絵本の世界に閉じこめた」状態の仕上がり。
こーいうのを作らせると上手いですねー。
さわお、ロックミュージシャンでなかったら、絵本作家に向いていた男」とワシが評する所以でもあります。

原題は「三日月の恋」だったそうですが…
ワシ的には「三日月の恋」で良かった気がします。「Beyond the moon」(高嶺の花)ではあまりに意地が悪い。

だって、三日月こそが本当は高嶺の花じゃんか。
その三日月に憧れて泥の中で涙を流す亀の存在なんか、気にもしてないんでしょうな。
そこが超絶切ない。
いい年をして、そこにまで考えが及ばないさわおにもむかつく(何もそこまで…)
でも、そんな部分に考えが及ばず。
「俺が俺が」の恨み節を歌う男、それこそが山中さわお
それを受け入れることが出来るかどうかで、ピロウズを好きになれるかどうか?が決まる気がします(ワシは数年かかりました。今は「作る曲が良いから良いよ」でさわおの子供っぽい部分は完全スルー)