山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

20周年916に向けて

明日はまた、新しい朝が来るんですね。
ワシは長年、様々なロックを聴いてきて。
世界中のめぼしいバンドは殆ど聴いた、見るべきモノは見た気になっていたんですが(苦笑)
そんなワシに雷を落としてくれたバンド、ピロウズ
明日はいよいよ彼らの結成20周年のお祝いの日です。

ラジオから流れてきた彼らの音楽に魅せられて。
「ピローズ?知らないなあ。音楽雑誌の広告ページではちらっと見たことあるような?でも確か、写真がシロウトが撮ったような微妙な仕上がりで、なんかチャラいお兄ちゃん達だった気がする…」<今にして思えばFOTPの頃のアー写だった。

とか思っていたのに。
その後、何年にもわたってラジオから時々流れてくるピロウズの新作はいつも素晴らしくて。
「日本にこんなバンドが居るなんて知らなかったのが恥ずかしいなあ。ここはハズレ覚悟でアルバムを買ってみるか?」(レンタルにおいてなかったので)
タワレコに出かけていって(当時はタワレコぐらいでしかピロウズのCDを売ってなかったので)試聴コーナーで一聴した途端ワシ、ノックダウン。

「しまった!!ああああ??ワシは自分が恥ずかしぃ??!!」と猛省しましたね(普段滅多にしない)

その当時はまだ、某音楽雑誌との軋轢が原因で雑誌メディアに殆ど出ることが無いバンドであるとは知らなくて。
「なんでこんな凄いバンドをみんな敢えて無視するんだろう?」と不思議な気がしたモノでした。
「大手の印刷メディアが取り扱わないのだったら、じゃあ、ワシがこの日記で一人、熱く語ればいいのだ」
とそれまでの読者さん全部無視みたいなw
「最近、母様が書いていることが判らない(ので読まない)」とかまで言われても(^^;

でもいつかはこの気持ちを判ってくれる人が居るはず!
と、自分がピロウズの音で感じたこと、考えたこと、判ったことを延々書き続けていたら…
やっぱり同じようなこと、考えている人たちが居るモノで。
こんな事態に至ったわけです。
みなさん、沢山のロープをありがとう。

どんなにバカみたいに見えることでも、情熱を持って繰り返し続けていればいつかは誰かに伝わるモノなんですね。
コレを世間では「バカの一念岩をも通す」と申しますが(^^;

ワシはソレをピロウズから教えて貰いましたよ。
明日はピロウズ二十歳のお誕生日。
この世の果てまで、ピロウズを続けて行ってね。