山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

1/29 ZeppFukuoka その4

開演時間が近づいてきますと、隣の大分から来られた男性が、
「どうしよう、有り得ない位気持ちが盛り上がってきた!」と仰います。
うん、わかるわかる。おばちゃんのハートビートもドッキドキ☆だもん。
同じ同じ。
30男も40女も、ピロウズを前にして少年少女の様に胸をときめかせております。
こんな事、日常生活じゃほぼ絶対に有り得ないことだもんね。

クマさん(ローディ)が出てきて楽器の最終チェックをなさいます。
「クマさんの仕事が終わったらピロウズが出てきますよ」と教えるワシ。
クマさん、今日はまた一段とモヒカンの頭上ロールが決まってますね!(・∀・)カッコイー!

7時を少し過ぎて、いよいよ入場SE(サロンミュージック)が流れます。
この瞬間が盛り上がる!
腕を振り上げて大声上げてピロウズを歓迎します。
お?でも、今日は「押し」が全然無いやんけー。こりゃ体が楽だわ♪
とりあえず、ピョンピョン飛び跳ねてメンバーを迎え入れ、一曲目「Dance with God」が始まります。
うーん、タワレコインストアライヴの時より断然イイや!
フルコーラス歌っている人が背後に居るけど、キニシナイ!!今日は楽しむぞー♪

__と、いう感じで始まりましたOOPARTSツアー福岡公演。
去年の夏に感じた「ギターの音の迷い」はもう感じられません。
「良かった!アレは一時的な事だったのね」
非常にホッとするワシ。

Sagoギター「ケイオス(混沌)」は音の熟成が進み、最初に聴いた時の「毛皮にくるまれたソリッドな鋼の塊」という印象はそのままで。
豪奢に美しく歪みながら、突き抜けた音を出して行きます。
「うんうん、やっぱりそうだよね!そのギターの目指す方向は!!」(・∀・)
一人モッシュゾーンで激しく頷くワシ(怪)

2曲目「ビスケットハンマー」ではCDには無い全く新しいフレーズが挿入されてて、思わず「ギャー!」と叫ぶワシ。
だって、凄くカッコよかったんだもん(ーー;

ま、ピロウズのライヴにしてはひたすら楽しく楽しく。
涙はヌキで、ひたすら幸せな気分で進行して行きます。
去年の20周年の後ですもの。
もう感動や涙はひとまずおいておいて。
リハビリ替わりに「ひたすら音楽を楽しむツアー」になっているんでしょうね>今ツアー。
そんな印象を受けました。